こんにちは!
自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です。
「高校入試って、内申点とテストの点数だけで決まるんでしょ?」
「資格って、英検®以外はあんまり意味ないって聞いたけど…?」
関西圏にお住まいの中学生や保護者の皆さん、こんにちは! 高校入試に向けて、色々な情報が飛び交う中で、こんなふうに思っていませんか?
もちろん、中学校の成績(内申点)や入学試験の点数が大切なのは間違いありません。でも、最近の関西圏の私立高校入試では、それだけじゃないんです! 実は、日本漢字能力検定(漢検®)や実用数学技能検定(数検®)といった資格を持っていることが、入試で有利になるケースが増えているんですよ!
「えっ、漢検®や数検®も使えるの!?」
そうなんです! 多くの私立高校が、学力テストだけでは測れない、皆さんの「得意」や「頑張り」を評価しようとしています。漢検®や数検®は、国語力や数学力の確かな基礎力や応用力、そして目標に向かって努力できる姿勢を示す、とても分かりやすい指標になるんですね。
この記事では、
- なぜ漢検®や数検®が高校入試で有利になるのか?
- 具体的にどんな「いいこと」(優遇措置)があるのか?
- 関西圏で漢検®・数検®・その他の資格(珠算など)を評価してくれる私立高校はどこ?(学校リスト付き!)
- 資格を上手に活用するための作戦
について、分かりやすく解説していきます!
「英検®についてはどうなの?」 と思った方もいるかもしれませんね。英検®が多くの高校で有利になるのは事実ですが、その詳しい情報については、(大阪府公立高校入試で英検が超お得!知らないと損する驚きの優遇制度とは?) をぜひご覧ください!
この記事は、特に「国語や漢字が得意!」「数学が好き!」「コツコツ努力するのが得意!」という皆さんに読んでほしい内容です。漢検®や数検®を味方につけて、自信を持って高校入試に臨みましょう!
なぜ漢検®・数検®が有利になるの? 高校側のホンネと受験生のメリット
どうして多くの私立高校が、漢検®や数検®を持っている受験生を評価するのでしょうか? それには、高校側の考えと、皆さん(受験生)にとってのメリットがあります。
【高校側のホンネ】
- 基礎学力が高い生徒がほしい!: 漢検®は語彙力や読解力の基礎、数検®は計算力や論理的思考力の基礎があることの証明になります。高校での学習をスムーズに進められる生徒に来てほしいと考えています。
- 努力できる生徒がほしい!: 資格取得には、目標を立てて計画的に学習し、努力を継続する力が必要です。これは、高校入学後の学習態度にも繋がると期待されています。
- 多様な能力を持つ生徒がほしい!: テストの点数だけでは見えない、特定の分野での高い能力や興味・関心を持つ生徒に入学してほしいと考えています。
【受験生のメリット】
- 自分の「得意」や「頑張り」をアピールできる!: 内申点や入試本番の点数だけでなく、資格という客観的な形で自分の強みをアピールできます。
- 合格の可能性がアップする!: 後で詳しく説明しますが、「加点」などの優遇措置によって、合格ラインに届きやすくなることがあります。
- 自信につながる!: 目標を持って努力し、資格を取得するという成功体験は、受験本番に臨む上での大きな自信になります。
- 学習習慣が身につく!: 資格取得を目指す過程で、計画的な学習習慣が自然と身につきます。
このように、漢検®や数検®の取得は、高校側にとっても皆さんにとっても、メリットがあるんですね!
どんな「いいこと」があるの? 優遇措置の種類を知ろう!
では、具体的に漢検®や数検®を持っていると、どんな「いいこと」(優遇措置)があるのでしょうか? 主な種類を見ていきましょう。学校によって内容が違うので、しっかりチェックしてくださいね!
A. 加点(かてん)
- どんな制度?: これが一番よくあるパターン!皆さんの「内申点」や「テストの点数」に、持っている資格の級に応じて点数がプラスされる制度です。
- どんな時に有利?: 「あとちょっとで合格ラインなのに…!」という時に、この加点で逆転合格できる可能性があります。総合点で合否が決まる場合に特に効果的!
- 具体例:
- 京都産業大学附属高校:漢検®2級以上で15点、準2級で10点、3級で5点をテストの点数にプラス!
- 奈良大学附属高校:漢検®2級以上で20点、準2級で15点、3級で5点、数検®2級以上で15点、準2級で10点、3級で5点をプラス!
- 報徳学園高校(兵庫):入試方式によっては、漢検®準2級以上や数検®3級以上で15点プラス!
- 履正社高校(大阪):漢検®・数検®ともに4級から級に応じて点数をプラス!
- チェックポイント: 点数が「内申点」と「テストの点数」のどっちにプラスされるか、どの入試方法(専願か併願かなど)やコースで使えるかは、学校ごとに違います。募集要項でしっかり確認しましょう!
B. みなし得点(みなしとくてん)
- どんな制度?: 特定の資格を持っていると、テストの点数が何点であろうと、あらかじめ決められた点数(例えば80点とか、満点の100点とか!)をもらえる、という夢のような制度!
- どんな時に有利?: これが使えれば、その科目のテスト勉強の負担がグッと軽くなって、他の科目に集中できます。当日の出来に関係なく高得点が保証されるので、合格にグッと近づきます!
- 具体例:
- 漢検®・数検®ではレア!: 実は、この「みなし得点」は英検®で使われることが多く、漢検®や数検®でこの制度がある学校はかなり少ないです。
- 大阪薫英女学院高校:数検®準2級以上で90点、3級で70点とみなしてくれる!(当日の数学の点数と比べて高い方)
- 大阪桐蔭高校:数検®の級によって、数学の点数を保証してくれる制度あり!
- チェックポイント: もし志望校にこの制度があったら超ラッキー! どの級で何点になるのか、いつまでに資格を取っておく必要があるのかなど、条件をしっかり確認しましょう。
C. 出願資格(しゅつがんしかく)
- どんな制度?: 特定のコース(例えば理数コースとか)や特別な入試方法を受けるために、「この資格を持ってないとダメですよ」という条件になっているケースです。
- どんな時に重要?: この場合、資格がないと、そのコースや入試にチャレンジすることすらできません。優遇というより、その扉を開けるための「カギ」みたいなものですね。
- 具体例:
- 同志社香里高校(大阪):出願時に漢検®や数検®(そして英検®も)の3級以上の合格証明書が必要になることがあるみたい。
- チェックポイント: もし特別なコースに興味があるなら、そのコースに出願するために漢検®や数検®が必要かどうか、早めに調べておきましょう!
D. 合否判定での考慮(ごうひはんていでのこうりょ)
- どんな制度?: はっきり「〇点プラス!」とはならないけど、合格ラインぎりぎりの時に、「この子は漢検®持ってるから、ちょっと有利に考えてあげよう」と、判断材料の一つとして見てもらえる制度です。
- どんな時に有利?: ボーダーライン上で他の受験生と競り合った時に、最後の一押しになる可能性があります。「ちゃんと努力できる子なんだな」って学校側が評価してくれている証拠とも言えますね。
- 具体例:
- 須磨学園高校(兵庫):調査書(内申書)の特別な記載事項として、漢検®・数検®2級以上などが書かれて、評価の参考にされるかも。
- 募集要項に「資格取得者は合否判定で考慮します」って書いてある学校も。生徒会活動や部活の実績、欠席が少ないことなんかも同じように見られることがあります。
- チェックポイント: 点数にならないから効果は見えにくいけど、持っている資格はちゃんと出願書類に書いてアピールすることが大事! 面接があれば、資格を取った経験について聞かれるかも。
E. その他の優遇(そのたのゆうぐう)
- どんな制度?: 上の4つ以外にも、例えば…
- 奨学金をもらいやすくなる(特待生になれる)。
- 推薦入試(自己推薦とか)で評価される。
- 入学した後のクラス分けで有利になる。
- 星翔高校(大阪):漢検®・数検®準2級以上は特待生認定の対象に!
- チェックポイント: これらは学校独自のルールが多いので、募集要項をしっかり読んだり、学校説明会で質問したりして、個別に確認しましょう!
これらの「いいこと」の種類を知っておくと、学校がどんな力を求めているのか、少し見えてきますね!
【関西圏・私立高校】漢検®・数検®・その他資格 活用校リスト(2025年度入試情報より)
お待たせしました! ここからは、関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)の私立高校の中から、漢検®、数検®、またはその他の資格(珠算など)を持っていると入試で有利になる学校の一部をリストアップしてご紹介します! 英検®の情報も参考に載せておきますね。
【!!! 必ず読んでね !!!】
- 情報は変わるかも!: ここに載っているのは、主に2025年度入試向けの情報や過去のものです。必ず、受験する年度の最新情報を、各学校の公式サイトや募集要項で確認してください!
- 全部の学校じゃないよ!: これは関西の全ての学校リストではありません。ここに載ってなくても、優遇してくれる学校はあるかもしれません。
- 条件は学校・コースによる!: 同じ学校でも、コースや入試の方法(専願か併願か、推薦か一般かなど)によって、使える優遇や条件が違うことがよくあります!
- リストの見方(略称):
- 加点: 点数プラス!
- みなし: 点数保証!(漢検・数検ではレア)
- 出願資格: これがないと出願できない!
- 考慮: 合格ラインで有利になるかも!
- 優遇: 何かしら有利になる!(詳細は要確認)
- 内申優遇: 内申点評価で有利に!
関西圏 私立高校 漢検®・数検®・その他資格 優遇措置 概要一覧(2025年度入試情報等に基づく例)
府県 | 学校名 | 漢検® 優遇 | 数検® 優遇 | 英検® 優遇 (参考) | その他・備考 |
大阪府 | 相愛 | 加点 (3級以上) | 加点 (3級以上) | 加点 (3級以上) | 珠算2級以上も加点対象 |
大阪府 | 大阪薫英女学院 | – | みなし (準2級+:90%, 3級:70%) | みなし (級による) | 数学当日点と比較し高い方を採用 |
大阪府 | 大阪学院大学 | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | – | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | |
大阪府 | 大阪国際 | 加点 (2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | 加点 (2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | 加点 (級による) | コース基準下回った場合。珠算・暗算1級+も加点対象(Ⅱ類) |
大阪府 | 大阪電気通信大学 | 優遇 (4級以上) | 優遇 (4級以上) | 優遇 (4級以上) | 成績規定あり |
大阪府 | 大阪桐蔭 | – | みなし/保障 (準1級:90点保障, 2級:70点保障, 準2級:50点保障) | みなし/保障 (級/スコアによる) | 数学当日点と比較し高い方を採用 |
大阪府 | 関西大学第一 | 優遇 (専願Aのみ, 3級:4点, 準2級:9点, 2級+:15点) | 優遇 (専願Aのみ, 3級:4点, 準2級:9点, 2級+:15点) | 優遇 (専願Aのみ, CSEスコアによる) | 活動実績評価点として加点 |
大阪府 | 建国 | 加点 (準2級+:10点, 3級:6点, 4級:3点) | – | 加点 (級による) | **TOPIK・HSKも対象。**複数資格は最高点のみ適用 |
大阪府 | 星翔 | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | 加点 (級による) | 準2級以上は特待生認定対象 |
大阪府 | 同志社香里 | 出願資格 (3級以上) | 出願資格 (3級以上) | 出願資格 (3級以上) | 合格証明書類が必要 |
大阪府 | 東大谷 | 優遇 (3級以上) | 優遇 (3級以上) | 優遇 (3級以上) | 合否判定で有利に取り扱う |
大阪府 | 浪速 | – | 優遇 (取得級による) | 優遇 (取得級による) | 換算または加点 |
大阪府 | 羽衣学園 | 優遇 (3級以上) | – | 優遇 (3級以上) | 専願者特待資格 |
大阪府 | 履正社 | 加点 (4級以上, 級による) | 加点 (4級以上, 級による) | みなし/加点 (級による) | 証明書(写)提出要 |
大阪府 | 早稲田大阪(早稲田摂陵) | – | 加点 (級による) | みなし/加点 (級による) | 資格点数化入試あり |
京都府 | 大谷 | 内申優遇 (準2級+/3級x2) | 内申優遇 (準2級+/3級x2) | 内申優遇 (級による) | 専願のみ。グローバルは英検準2級+で優遇(専併) |
京都府 | 京都共栄学園 | 加点 (3級+:国語10点) | – | 加点 (3級+:英語10点) | 進学/総合専願。英検か漢検どちらかのみ適用 |
京都府 | 京都廣学館 | 優遇 (級によるポイント制) | 優遇 (級によるポイント制) | 優遇 (級によるポイント制) | 検定推薦あり。ポイント加算で学費免除等 |
京都府 | 京都産業大学附属 | 加点 (2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | – | 加点 (級による) | |
京都府 | 京都先端科学大学附属 | 加点 (準2級+:30点, 3級:20点, 4級:15点, 5級:10点) | 加点 (3級+:30点, 4級:20点, 5級:15点, 6級:10点) | 加点 (級による) | 各検定の合計点を加算 |
京都府 | 京都橘 | 優遇 | – | 優遇 (級・類型・日程による) | 合否判定で優遇 |
京都府 | 京都明徳 | 優遇 (3級以上) | – | 優遇 (3級以上) | 成績優遇 (PL/CL/SL対象) |
京都府 | 東山 | 加点 (準2級+:10点, 3級:5点) | – | 加点 (級・CSEスコアによる) | |
京都府 | 立命館 | 加点 (専願のみ) | 加点 (専願のみ) | 加点 (専願のみ) | 総合判定基準の活動実績として |
京都府 | 龍谷大学付属平安 | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | 加点 (準2級+:30点, 3級:10点) | 加点 (級による) | 入試素点に加算。証明書コピー提出要 |
兵庫県 | 愛徳学園 | 加点 (3級以上) | 加点 (3級以上) | 加点 (3級以上) | |
兵庫県 | 甲子園学院 | 優遇 | – | 優遇 | 資格活用あり |
兵庫県 | 神戸学院大学附属 | 加算 (専願のみ, 3級以上) | 加算 (専願のみ, 3級以上) | 加算 (専願のみ, 3級以上) | P検4級以上も対象 |
兵庫県 | 神戸星城 | 加点 (2級+:20点, 準2級:15点, 3級:10点) | 加点 (2級+:20点, 準2級:15点, 3級:10点) | 加点 (級による) | 入試素点に加算。複数資格は最上位のみ |
兵庫県 | 神戸野田 | 加点 (専願 2級+:30点, 準2級:20点, 3級:10点 / 併願 2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | 加点 (同上) | 加点 (同上) | 複数資格は最上位のみ。調査書記載要 |
兵庫県 | 神港学園 | 優遇 (3級以上) | – | 優遇 (3級以上) | 珠算3級以上も対象 |
兵庫県 | 夙川 | 優遇 | 優遇 | 優遇 | 資格活用あり |
兵庫県 | 松蔭 | 加点 (2級+:20点, 準2級:15点, 3級:10点) | – | 加点 (級/スコアによる) | 調査書記載要 |
兵庫県 | 須磨学園 | 考慮 (調査書特記事項, 2級以上) | 考慮 (調査書特記事項, 2級以上) | 考慮 (調査書特記事項, 2級以上) | |
兵庫県 | 滝川 | 優遇 (専願のみ, 3級以上) | 優遇 (専願のみ, 3級以上) | 加点/みなし (級/CEFRによる) | 専願受験者優遇制度あり |
兵庫県 | 報徳学園 | 加点 (I方式:準2級+:15点, 3級:10点) | 加点 (I方式:3級+:15点, 4級:10点) | 加点 (級による) | I方式はコースによる |
兵庫県 | 武庫川女子大学附属 | 加点 (A方式:2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | 加点 (同上) | 加点 (同上) | 加点内容報告書・コピー提出要 |
兵庫県 | 百合学院 | 加点 (準1級+:40点, 2級:30点, 準2級:20点, 3級:10点/15点, 4級:10点, 5級:5点) | 加点 (同上) | 加点 (同上) | コースにより点数異なる (3級以上) |
奈良県 | 天理 | 加点 (2級+:20点, 準2級:10点, 3級:5点) | – | 加点 (級による) | 最上位級で加点 |
奈良県 | 奈良大学附属 | 加点 (2級+:20点, 準2級:15点, 3級:5点) | 加点 (2級+:15点, 準2級:10点, 3級:5点) | 加点 (級による) | 証明書添付用紙あり |
滋賀県 | 近江 | 優遇 (3級以上) | 優遇 (3級以上) | 優遇/みなし (級による) | 合格最低点の優遇措置 |
滋賀県 | 滋賀学園 | 加点 (取得級による) | 加点 (取得級による) | 加点 (取得級による) |
(注記: 和歌山県については、提供された情報からは漢検®・数検®の優遇措置を設けている高校を特定できませんでした)
【リストを見て気づくこと(漢検®・数検®中心)】
- やっぱり「加点」が多い!: 漢検®・数検®の優遇は、点数をプラスしてくれる「加点」が一番多いですね!
- 3級・準2級が目安: 多くの学校で、漢検®・数検®ともに「3級」や「準2級」を持っていると有利になることが多いみたいです。もちろん、2級以上だともっと大きな加点になることも!
- 英検®ほどじゃないけど…: 正直、「みなし得点」みたいな超強力な優遇は英検®の方が多いかもしれません。でも、漢検®・数検®もちゃんと評価してくれる学校はたくさんあります!基礎学力や努力を見てくれている証拠ですね。
- 学校によって全然違う!: 同じ府県内でも、学校によってルールはバラバラ。コースや入試方法によっても違うので、気になる学校は個別にチェックが必須です!
- 珠算なども!: 学校によっては、珠算・暗算やパソコン検定(P検)なども評価してくれるところがありますね!
このリストはあくまで参考です! 絶対に、自分の受ける年度の最新情報を、学校の公式サイトや募集要項で確認してくださいね!
漢検®・数検®を上手に活用する作戦会議!
さて、漢検®や数検®が有利になることがわかったところで、どうやって活用していくのが賢いのか、一緒に作戦を考えてみましょう!
1. 資格を取るのって「おトク」なの?
- メリット vs 手間・費用: 資格を取るには、勉強時間も、テキスト代や受験料もかかります。でも、その代わりに「加点」などのメリットがあって、合格に近づけるかもしれません。特に、行きたい学校がはっきり「〇級で〇点プラス!」と決めていて、それが自分の得意な科目(国語や数学)なら、チャレンジする価値は大きいです! 漢検®や数検®の勉強は、そのまま国語や数学の受験勉強にも役立ちますしね!
- 目標はどの級?: 多くの学校で評価されるのは「3級」や「準2級」。まずはここを目指すのが現実的かもしれません。2級以上はもっと有利になることが多いけど、難易度もグッと上がります。志望校のレベルと自分の実力を見て、無理のない目標を立てましょう。
2. 資格の勉強と受験勉強、どうやって両立する?
- 連携させよう!: 漢検®の勉強は国語の語彙力や読解力アップに、数検®の勉強は数学の思考力や計算力アップに直接つながります! 「資格の勉強」と「受験勉強」を別々に考えずに、普段の勉強と結びつけて計画的に進めるのがコツです。
- タイミングが大事!: とはいえ、入試直前は過去問とか、入試本番向けの勉強に集中したいですよね。だから、資格試験を受けるのは、中1や中2、あるいは中3の早い時期に計画するのがおすすめです。多くの学校では、中3の秋~冬まで(出願時まで)に取った資格を評価してくれるので、早めの準備が有利ですよ!
3. 漢検®・数検®以外の「アピールポイント」も忘れずに!
- 資格以外にも、生徒会活動、部活での活躍(大会出場とか!)、ボランティア活動、中学で休まず頑張ったこと(皆勤・精勤)なんかも、学校によっては評価してくれることがあります。点数にはならなくても、「この子は頑張り屋さんだな」って見てもらえるかも。アピールできることがあれば、調査書や自己申告書にしっかり書きましょう!
4. 出願の時はココに注意!
- 取った資格は、願書などの出願書類に正確に書きましょう! 合格証のコピーなどを出す必要があることが多いので、募集要項で提出方法や締め切りを必ず確認してくださいね。特に「加点」などの優遇を受けるためには、手続きを間違えないように、よーく注意しましょう!
5. 資格って、高校入試だけじゃない!
- 高校入試で有利になるのはもちろん、漢検®や数検®で身につけた国語力や数学力は、大学入試や、もっと先の勉強、社会に出てからも、ずーっと役に立つ大切な力になります。目先の入試だけじゃなく、「自分の力を伸ばす!」という長い目で見て、資格にチャレンジするのも素敵なことだと思いますよ。
計画的に準備すれば、漢検®や数検®は高校入試の強い味方になります! 早めに情報収集を始めて、自分に合った作戦を立ててみてくださいね。
まとめ:漢検®・数検®も立派な武器!自信を持って入試に挑もう!
今回は、関西圏の私立高校入試で、英検®だけでなく漢検®や数検®も有利に活用できること、そしてその具体的な方法についてお話ししました。
【今日のまとめ】
- 漢検®・数検®も評価される!: 関西の多くの私立高校で、漢検®や数検®を持っていることがプラス評価につながります。
- 「加点」がメイン!: 点数アップにつながる「加点」制度が一番多い優遇措置です。他にも「考慮」や「特待生」など色々!
- 3級・準2級が目安!: まずはこの級を目指すのが現実的かも。
- 英検®ほどじゃないけど価値あり!: 「みなし得点」は少ないけど、基礎学力や努力の証明としてしっかり評価されています!
- 情報収集と計画が命!: 学校によってルールが違うので、早めに調べて計画的に準備することが合格のカギ!
【最後に、一番大切なこと!】
- 必ず最新情報をチェック!: 入試ルールは毎年変わる可能性があります! この記事は参考にして、必ず志望校の公式サイトや最新の募集要項(入試要項)を自分で確認してくださいね! わからないことは、学校説明会で聞いたり、直接学校に問い合わせるのが一番確実です!
- 資格だけが全てじゃない!: 資格はあくまで武器の一つ。中学校での毎日の勉強(内申点)、入試本番のテスト、面接なども、もちろんすごく大事です。バランス良く準備を進めましょう!
漢検®や数検®の優遇制度は、コツコツ努力してきた皆さんにとって、大きなチャンスです! この情報を活用して、自信を持って高校入試にチャレンジしてくださいね。応援しています!
関西圏のその他の私立高校については、以下をご覧ください




