こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です
今回の記事では、数学が苦手なお子さま向けに、「3つの穴」を埋めるだけで確実に点数が伸びる学習法を解説します。焦らず、しっかり改善するための指針として役立ててください。
数学ではとにかくよほど自信がある場合を除き、100点を目指さないことが重要です。
「え?100点を目指さない!?」と意外に思われるかもしれません。
以下にその考え方について解説しますね。
はじめに:なぜ「100点を目指さない」のか?
多くの生徒が「満点」を目指そうとすると、つまずいたときに心が折れやすくなります。特に、入試で出題されるような“地雷問題”(難問)は、できなくてもOKです。重要なのは、「できる問題を確実に取る力」を身につけることです。
つまり、無理に全問正解を目指すより、確実に得点できる部分に力を集中させた方が緊張も減り、結果としてトータルでの点数アップにつながります。
① 100点を目指さない:地雷問題は捨ててもOK
まずは「難問を狙わない」という考え方です。例として共通テストや高校入試で急に難度が上がる問題を無理に解こうとして、時間を浪費するのは非効率です。
実際に、ACTなどの海外のテストでも、高得点を取るには全問正答ではなく、2/3程度を確実に取る戦略が推奨されています Online SAT / ACT Prep Blog。
数学の苦手な生徒ほど、得点できる問題を確実に潰すことで力を伸ばせます。
まず過去問や模試を時間を計って解き、「これ以上は無理」と感じる問題には固執せず、その後に戻ってもOKです。それよりも、簡単な問題を漏れなく拾うことに注力しましょう。
② 計算問題を完璧にする:基礎穴をまず埋める
計算問題の精度を上げることが、数学点数アップのカギです。例えば分数の計算、小数の加減乗除、一次方程式の展開など、基礎計算が不安定な状態では応用問題に全く取り組めません。
中には、一桁得点から50点まで伸びた受験生もいます。それは、基本の計算や公式の穴を徹底的に埋めたからです Yahoo!知恵袋。
実践ポイント:
- 分数計算や約分の演習を反復する
- 公式を丸暗記ではなく導き出せるようにする(三角比や二次式展開など) mrstepup.jp
- 計算スピードと正確性を両立させる訓練(タイマー付きで解く練習)
習熟度が上がると、「何秒で終わるか」「間違い率を1%以下に抑える」といった自己目標が立てられるようになり、自信にもつながります。
そして何よりも重要なことは、最初の簡単な計算問題も、最後の難解な図形問題の大問も、同じ配点であることがほとんどということです。
同じ4点なら、簡単な計算問題を落とさないことのほうがずっと重要なのです。
③ 図形や大問の“小問1”だけは絶対落とさない
入試の図形問題や大問形式では、設問に小問1・小問2・・・と分かれています。第一問が図形の読み取りや基本計算で構成されていることが多く、ここを落とすと後続も不安になります。
小問1だけは確実に取るという目標を立てて取り組むことで、全体の得点率が劇的に上がります。
具体例:
- 総合問題の最初の計算(座標の読み取り、小さな図の面積など)を優先的に確認
- 小問1を前日に必ず解けるようにしておく “段取り学習” を導入
- 過去問では「小問1から順番に解き、小問2以降は時間配分次第で後回しにする」など、解く順序の戦略化が効果的です オンライン家庭教師マナリンク
このように「簡単確実」な部分から確実に固めることが、数学苦手な生徒でも得意分野を増やす要です。
「3つの穴」を埋めるとは?
まとめると、この戦略は「穴を3層に分けて埋めていく」構造です:
- 地雷問題(難問)は狙わない)
- 計算・公式の穴を完璧に
- 大問の基本設問(小問1)を必ず得点
このアプローチは、教育心理学や数学教育の専門家も推奨しており、基礎の安定 → 効率的戦略 → 心理的余裕 を生み出します ベネッセ+5勉強法まとめ+5ウィキペディア+5。
モチベーション維持と学習の習慣化のコツ
数学が苦手な子は、学習中の不安や「自分にはできない」という思いが自己暗示のように働くことがあります。これは「数学不安(mathematical anxiety)」と呼ばれ、思考能力や記憶力を阻害することも報告されています ウィキペディア。
そこで、以下のような対策をおすすめします:
- 小さな成功体験を積むこと:1日1問でも正解すると、「自分にもできる」という感覚が積み重なります
- 復習直後のアウトプット:学んだ公式や解法を口に出して説明することで記憶が強化される mrstepup.jpオンライン家庭教師マナリンク
- 進捗を見える化:間違えた問題・できた問題をノートや表で管理し、改善の実感を得られるようにする
これらはすべて「自信を深められる学習習慣」であり、モチベーションが低くても学習を継続できる土台になります。
実際の活用例:中学受験や高校受験生のケーススタディ
ケースA:中学受験生(偏差値45→60)
- 分数・割合・割合の文章題をワークで5周反復
- 過去問で大問1の小問1~2は必ず得点できるようタイムトライアル
- 難問は翌日に溶き直し、それ以外は時間切れでスルー
→ 結果、確実な正解率が上がり、得点は30%以上アップ
ケースB:高校受験生(偏差値52→67)
- 定期テストで出る計算ミスを毎回ノートに記録
- 毎週の定着確認テストで、間違えた箇所を週末に補習
- 小問1を確実に取る練習を意識した学習スケジュール
→ 課題を1つずつ潰すスタイルで、苦手意識が薄れていった
なぜこの方法が強いのか?
実は、数学教育の研究でも「学習は穴を埋めることが先決、穴の周囲から徐々に広げていくことで学力が安定的に伸びる」という構造が示されています 勉強法まとめmitogaku.commrstepup.jp。
さらに、メタ認知的な振り返りの習慣(自分がなぜ間違えたかを振り返る)を加えると、学びが深まり定着率も向上します 勉強法まとめ。
おすすめ学習スケジュール(月・水・金と週末)
日程 | 内容 |
---|---|
月・水・金 | ワークや問題集を使って計算反復。 公式を声に出す訓練含む |
土曜日 | 模試や過去問で「小問1」を確実に取る練習 |
日曜日 | 間違えを振り返る振り返りノートで、穴を明確にして整理 |
最後に
今回ご紹介した「数学の3つの穴を埋めるだけで点数急伸」戦略は、無理や負担を減らしつつ、確実に土台を固めることを目的としています。焦らず、丁寧に確実なステップを踏むことで、苦手意識は徐々に克服できます。
あなたのお子さまも、この方法を取り入れることで、驚くほど効率よく数学力を伸ばせる可能性があります。無理せず、少しずつで大丈夫です。まずは計算の正確性から始めてみましょう。
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