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指定校推薦とは?メリット・デメリット完全ガイド|勝ち抜く方法と注意点

指定校推薦とは?メリット・デメリット完全ガイド|勝ち抜く方法と注意点

こんにちは

自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です

大学受験における「指定校推薦」って、もしかしたら聞き慣れてない言葉かもしれません

しかしながら、今後の大学受験において一般受験以外のこういった入試方式は今後激増していくと予想されます。

今日は「指定校推薦」について、よくある疑問に答えるような構成で、誰でも分かるように丁寧にご説明しますね。

目次

1. 指定校推薦とは何だろう?

指定校推薦は、大学が特定の高校に「推薦枠」を与え、その高校から推薦された生徒だけが出願できる学校推薦型選抜の一種類です。大学と高校の信頼関係に基づいており、出願できるのは条件を満たし校内選考を勝ち抜いたごく少数の生徒だけです (ホワイトアカデミー, StudyChain)。

高校と大学が協定を結び、高校がその枠に合った生徒を学校長の推薦で選出します。一般受験とは違い、一度推薦された時点で大学側の選考に進み、筆記試験がないケースが多いため、合格率はほぼ100%と言われています (ホワイトアカデミー)。

2. 指定校推薦のメリット

① 合格の可能性が圧倒的に高い

校内選考さえクリアすれば、大学にはほぼ確実に合格できます。指定校推薦は「ほぼ落ちない」入試方式として知られています (ホワイトアカデミー)。

② 早期に進路が決まる

高校側の選考は例年9~11月が多く、12月には大学の合否が出ることが大半。一般受験よりも2~3ヶ月早く進路が確定するため、受験期のプレッシャーから早めに解放されます (AIC推薦アカデミー)。

③ 費用が抑えられることで親の負担も軽減

一般受験の場合、複数校への出願費用、交通費、予備校費用など100万円単位のコストがかかることも。指定校推薦なら出願1校分、塾に通う必要もほぼなく費用面で大きなメリットです (ホワイトアカデミー)。

④ 学力より成績重視で、自分以上の大学に進学できることも

面接や書類、小論文中心の選考が多いため、定期テストで評定平均が高ければ、偏差値上位大学に進学できる可能性もあります。苦手科目があっても合格できる可能性があるのも指定校推薦の強みです (予備校・大学受験なら四谷学院)。

3. 指定校推薦のデメリット

① 校内選考に落ちる可能性がある

推薦枠は高校1校あたり1~3人程度。それ以上の希望者がいると校内選考があり、評定・出席・課外活動などで選ばれなければ応募権すら得られません (ホワイトアカデミー)。

② 専願制なので辞退できない

指定校推薦は「専願」のため、一度出願して合格すると大学を辞退できないことがほとんどです。後になって「やっぱり他の大学が良かった」と思っても変更できません (ホワイトアカデミー)。

③ 学業と生活を3年間維持しなければいけない

評定平均や出席日数が重要な選考材料。高3の後半に慌てて頑張っても難しく、高1から成績を安定させる必要があります。定期テストに力を入れ続けることが求められます (ホワイトアカデミー)。

④ 選択肢が限られる

応募できる大学は指定された枠がある大学に限られるため、希望している大学に推薦枠がないと利用できません。志望校選びの幅が狭まることがあります (〖公式〗ID学園高等学校_生徒の個性を日本で1番大切にする通信制高校)。

⑤ 大学入学後に学力ギャップを感じる可能性

指定校推薦は学力試験が免除されるケースが多いため、学力の水準が一般入試組と差が出ることがあります。大学進学後に授業についていけず苦労する場合がある点は注意が必要です (StudyChain)。

⑥ 国公立大学は指定校推薦対象外

国公立大学は指定校推薦を実施していないことがほとんど。利用できるのは主に私立大学になります (AOI, 家庭教師ピース)。

4. 校内選考を勝ち抜くための具体策

・成績(評定平均)を高く維持する

定期テストで高得点を安定して取り続けることで、有力候補となります。特に高2終了時点で平均の8割が決まるとも言われています (予備校・大学受験なら四谷学院)。

・出席日数&生活態度を整える

欠席日数の多さや態度不良は校内選抜でマイナス評価となる可能性があるため、日常的な姿勢も大切です (ホワイトアカデミー, 予備校・大学受験なら四谷学院)。

・課外活動や検定取得で実績を作る

部活動での実績、ボランティア参加、英検などの資格取得も選考材料となります。特に英検2級以上を条件とする大学も増えてきています (予備校・大学受験なら四谷学院, StudyChain)。

・面接と志望理由の準備も抜かりなく

書類審査や提出物だけでなく、面接や小論文、場合によってはプレゼンテーション形式の選考もあります。大学の理念や学部の特性をしっかり理解し、自分の志望動機を明確に準備しましょう (予備校・大学受験なら四谷学院)。

5. 他の入試方式との比較

入試方式合格確率出願条件出願可能大学費用負担対策の中心
指定校推薦ほぼ100%評定平均・出席等高基準指定された大学のみ低い定期成績維持・書類/面接
公募推薦・総合型選抜合格率20〜60%全国共通基準+成果・書類条件合致すれば広範囲中〜高志望理由書・活動実績・面接等
一般受験合格率数%模試偏差値や自己学力志望校が選択可能高い模試対策・過去問中心

指定校推薦は、確実性と早さ、費用面の優位性が魅力ですが、制約や選択肢の狭さといったデメリットもあるため、他の方式との併用やリスク分散が鍵となります。

6. こんな人に向いている

指定校推薦に向いている人

  • 定期テストや評定をしっかり積み上げられる人
  • 校内選考に向けて自分をアピールできる人
  • 合格後の大学にしっかり進学する姿勢がある人

向かない人、注意すべき人

  • 学内選考でライバルに負けそうな人
  • 志望大学や学部が明確に決まっており選択肢を制限されたくない人
  • 高校1~2年で成績が安定しなかった人(取り返しが難しい可能性)

7. 合格後の心構えと注意点

勉強をやめずに進学準備を続けよう

指定校推薦で早い段階で進路が決まっても、大学入学後の勉強についていくには一定の学力が必要です。入学前の数ヶ月を利用して、基礎学力や教養を高めておくと安心 (AIC推薦アカデミー, StudyChain)。

高校と大学の信頼関係を維持する責任

指定校推薦で進学を決めることは、高校の代表として期待されることを意味します。大学側からの評価によって、後輩への推薦枠が影響を受ける場合もあるため、模範的な学生生活を続ける必要があります (AOI)。

特進コースなどには適用されない高校が多い

高校によって違いますが、「うちの指定校推薦枠は特進コースの生徒には適用しません」という謎ルールを用いている高校がかなり多いです

これは、各校が合格実績を積み上げるために、優秀な生徒には一般受験を勧め、とても学力では合格できない評定が優秀な普通科の生徒にその枠を渡すためなんです

それを見越して、あえて特進コースではなく普通科コースを狙う生徒がいることも事実です

もし指定校推薦を狙うのであれば、入学する高校がどのようなルールで指定校推薦の枠を、誰にどうやって渡すのか?入学前に確認できたらいいですね

まとめ:指定校推薦は「安心と速さ」の選択肢

指定校推薦は確実性が高く、早く進路を決めたい人にとって魅力的な制度です。しかし「選択肢の制限」「進学後の学力ギャップ」「一度出願したら動けない」などのリスクもあります。使えるかどうかは、高校での評定や課外実績、志望大学が枠を持っているかどうかを見極めた上で、賢く選ぶことが大切です。

進路の意思決定は人生に大きく影響します。指定校推薦を目指す方、または検討中の保護者の皆様は、早めに高校の進路担当や受験コーチと相談することをおすすめします。


記事をここまでお読みいただきありがとうございます。

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