こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です
「うちの子、そろそろ塾に通わせた方がいいのかな…」
「でも、最近はオンライン塾も増えてるし、どっちがいいのか全然わからない!」
お子様の学習塾選びは、本当に悩ましい問題ですよね。特に、昔ながらの「通塾」スタイルと、ここ数年で一気に身近になった「オンライン塾」という二つの大きな選択肢。それぞれのメリット・デメリットを調べれば調べるほど、かえって混乱してしまう、なんて方も多いのではないでしょうか。
「みんなが行ってるから」「友達に誘われたから」そんな理由で決めてしまうのは少し不安だけど、かといって何を基準に選べばいいのかもわからない。
今日は、そんな保護者の皆様の頭の中を整理するお手伝いができればと思い、通塾とオンライン塾を様々な角度から徹底的に比較し、一体どんなお子様がどちらに向いているのか、その本質に迫ってみたいと思います。
「当たり前」だった通塾、そのメリットを再確認する
まずは、私たち親世代にも馴染み深い「通塾」スタイルのメリットから見ていきましょう。長年、多くの子どもたちの学力を支えてきたこの形には、やはり確固たる強みがあります。
地元の学校に合わせた、超ピンポイントな定期テスト対策
これは、地域密着型の通塾が持つ最大の武器と言っても過言ではありません。
地元の進学塾、特に地域で長く運営されている塾は、近隣の中学校の「定期テストの傾向」を過去問から徹底的に分析しています。「〇〇中学校の理科の先生は、実験の考察問題が好き」「△△中学校の数学は、応用問題の配点が大きい」といった、内部生でも気づかないような、非常にマニアックな情報まで把握していることが多いのです。
これは、内申点が高校受験に大きく影響する公立高校を目指すお子様にとっては、非常に大きなアドバンテージになります。学校の成績を上げる、という一点において、これ以上効率的な方法はないかもしれません。
「あの子には負けたくない!」切磋琢磨できる仲間の存在
教室という物理的な空間に、同じ目標を持つ仲間が集まる。この環境がもたらす効果も、見逃せません。
同じ学校の友達や、近隣のライバル校の生徒たちが、すぐ隣の席で必死に問題を解いている。その姿を見るだけで、「自分も頑張らなきゃ!」と自然に競争心が湧いてくる。そんな経験、ありませんでしたか。
一人ではくじけてしまいそうな時も、友達と励まし合ったり、時にはライバル意識を燃やしたりすることで、勉強を続ける強い意志が育まれます。「みんなが頑張っているから、自分も頑張れる」という感覚は、特に思春期のお子様にとって、強力なモチベーションになることがあります。
「家では無理!」を解決する、自習室という聖域
そして、地味ながらも非常に重要なのが、「自習室」の存在です。
「家だと、どうしてもスマホやゲームに手が伸びてしまって…」
「下の子が騒がしくて、集中できる環境じゃないんです」
そんなご家庭にとって、塾の自習室はまさに「聖域」です。周りもみんな勉強しているという環境に身を置けば、自然とスイッチが入り、効率的に学習を進めることができます。
また、わからない問題があれば、すぐに手の空いている先生に質問できるというのも、大きなメリットです。この「すぐに解決できる」という体験の積み重ねが、勉強に対する苦手意識を少しずつ解消してくれるのです。
でも、本当にそれでいい?通塾の「見えないコスト」
とはいえ、もちろん通塾にはデメリットもあります。そして、そのデメリットは、私たちが考えている以上に、お子様やご家庭に「見えないコスト」として重くのしかかっている可能性があります。
往復の「時間」と「交通費」、そして「心配」というコスト
まず、物理的な移動時間です。特に、部活動や他の習い事で忙しいお子様にとって、この時間は決して無視できません。
地方にお住まいの場合、近所に適切な塾がなく、バスや電車で30分以上かけて通う、というケースも珍しくありません。往復で1時間、週に2回通えば、それだけで2時間。この時間を他のことに使えたら…と考えてしまいますよね。
そして、その移動には、親御さんの「心配」という精神的なコストも伴います。
近年、残念ながら子どもたちが巻き込まれる事件や事故は後を絶ちません。特に、塾帰りの夜道を一人で帰らせることへの不安は、計り知れないものがあるでしょう。かといって、共働きのご家庭で毎回送り迎えをするのも、現実的には難しい…。
さらに、台風や大雨、大雪といった悪天候の日。「今日は塾、行かせるべき?休ませるべき?」と悩むのも、なかなかのストレスです。
集団だからこその「感染症リスク」と「人間関係」
多くの生徒が一つの空間に集まる以上、コロナウイルスやインフルエンザといった感染症のリスクは避けられません。大事なテストの直前に体調を崩してしまったら、元も子もありませんよね。
また、意外と見落とされがちなのが、塾内での「人間関係」です。
学校とはまた違うコミュニティの中で、新しい友達ができることもあれば、残念ながら気の合わない子と一緒になってしまうこともあります。「あの子がいるから、塾に行きたくない…」なんてことになれば、せっかくの月謝も無駄になってしまいます。
オンライン塾は、その「不便」をどう解決するのか?
では次に、近年急速に普及したオンライン塾のメリットを見ていきましょう。その多くは、先ほど挙げた通塾のデメリットを解消するものになっています。
移動時間ゼロが生み出す、圧倒的な「時間の余裕」
オンライン塾の最大のメリットは、何と言っても「移動時間がゼロ」であることです。
自宅のパソコンやタブレットの前に座れば、そこがもう教室です。部活動でクタクタになって帰ってきても、夕食を食べて一息ついたら、すぐに授業を始められます。通塾にかかっていた時間を、仮眠やリフレッシュ、あるいは他の科目の勉強に充てることもできます。この「時間の余裕」は、忙しい現代の中学生にとって、何物にも代えがたい価値があると言えるでしょう。
「送り迎え」からの解放、そして「絶対的な安全」
お子様の安全を心配しながら、仕事のスケジュールを調整して送り迎えをする。そんな保護者様の負担も、オンライン塾なら一切ありません。
夜遅くに一人で外出する必要がないため、事件や事故、犯罪に巻き込まれる心配は皆無です。特に女の子を持つ親御さんにとっては、この安心感こそが、オンライン塾を選ぶ最大の理由になるかもしれません。
もちろん、感染症のリスクも極めて低いですし、悪天候に左右されることもありません。旅行先や帰省先でも、インターネット環境さえあれば授業を受けられるという柔軟性も、大きな魅力です。
タイプ別診断!うちの子はどっちに向いてる?
というわけで、それぞれのメリット・デメリットを見てきましたが、結局のところ、「うちの子にはどっちがいいの?」という問いに答えを出すのは難しいですよね。
そこで、お子様のタイプ別に、どちらの塾が向いているかのヒントをまとめてみました。
こんなお子様は「通塾」が向いているかも?
- 「あの子には絶対負けたくない!」という気持ちがエネルギーになる、負けず嫌いなタイプ
- 初めて会う子ともすぐに打ち解けられる、明るく積極的なタイプ(いわゆる陽キャ)
- 家にいると、どうしても他のことに気を取られてしまう、環境に流されやすいタイプ
- 比較的、部活や習い事が少なく、時間的な余裕があるお子様
こんなお子様は「オンライン塾」が向いているかも?
- 周りのペースに合わせるより、自分のペースでじっくり考えたい、マイペースなタイプ
- 部活動や他の習い事にも全力で打ち込みたい、時間を有効活用したいタイプ
- 大勢の中で発言したり、質問したりするのが少し苦手な、物静かで内気なタイプ
- 安全面を最優先に考えたい、特に夜間の外出が心配な女の子
- 近くに良い塾がない、あるいは不登校などの事情で物理的に通塾が困難なお子様
まとめ
さて、ここまで通塾とオンライン塾を比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「やっぱり、どっちにも良いところがあって、決められない…」
そう感じた方も多いかもしれません。
それでいいんです。どちらかが絶対的に優れている、というわけではありませんから。
というわけで、今日一番お伝えしたかったのは、**「塾選びの正解は、一つではない」ということです。そして、その選択の基準は、「世間の評判」や「友達の動向」ではなく、「あなたのお子様の性格や気持ちに、どれだけ寄り添えるか」**という点にあるのではないでしょうか。
競争が好きな子もいれば、自分のペースでやりたい子もいます。大勢の中で輝く子もいれば、一対一の環境でこそ力を発揮する子もいます。
私たち親の役割は、どちらかの選択肢を押し付けることではなく、それぞれのメリットとデメリットを丁寧に説明し、お子様自身が「こっちの方が頑張れそうだな」と感じられる選択をサポートしてあげることなのかもしれません。
最終的に「明確な解決策」というよりは、今日の話が、お子様の個性をもう一度見つめ直し、ご家庭に合った「新しい視点」や「気持ちの軽くなる考え方」を見つけるきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました
オンライン個別指導塾Cheers!では、経験豊富で愛のある塾長が、一人ひとりの良いところを認めてあげて褒めながら、お子様の学力を伸ばしていくオンライン個別指導塾です
無料体験授業のご希望・子育てやお子様の学業に関する悩みやご相談など無料で承ります
いつでもお気軽にご相談ください!
無料相談はこちらまで→cheers-school.com/