こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です
今日は「部活引退後が勝負!夏休みに受験生の成績を一気に伸ばす3ステップ」というテーマでお話ししたいと思います。
そろそろ夏本番。多くの中学3年生や小学6年生の保護者の方が、「部活も引退したし、いよいよ受験勉強が本格スタート」と感じている頃ではないでしょうか。
よく言われる「夏を制する者は受験を制す!」というフレーズ、聞いたことありませんか?
でも、いざ部活を引退してみると…
「思ったより気合が入らない」
「時間はできたのに、何から手をつければいいのかわからない」
「部活ロスでやる気が起きない」
なんて声もよく耳にします。
そこで今回は、「部活引退後」のこのタイミングを最大限に活かして、夏休みに成績をグイッと伸ばすための3ステップを、ちょっとやさしく、でもリアルに解説していきます。
どこかの誰かの受験ブログみたいな、熱すぎて息切れしそうなノリではなく、「現実的にどう動くか」「親としてどう見守るか」も一緒に考えていきます。
「部活引退後=ゴール」ではなく、ここからがスタート
まず大前提として、「部活を引退したからすぐに受験モード!」とはならないのが普通です。
部活で燃え尽きていた子は、数日間は抜け殻みたいになってしまうことも多いです。
これはもう、誰もが通る道です。
むしろ「すぐに切り替えられる子」の方が珍しいんじゃないかというのが、現場にいる私の正直な感想です。
「うちの子、やる気が感じられない…」と焦る保護者の方も多いですが、ここは一息ついて、子どもが少しダラダラする時間も認めてあげてください。
むしろ、その「ちょっとだらける期間」があることで、次の本気モードがより長続きしやすくなります。
ここからが本題。
夏休み=約40日間の「人生のターニングポイント」を、どう使うか。
ポイントは、やみくもに勉強するのではなく、戦略的に「成績が伸びる型」をつくることです。
そのための3ステップ、順番にいきます。
ステップ1 「生活リズムの再構築」
え、いきなり勉強の話じゃないの?と思った方、ちょっと待ってください。
受験勉強でいちばん大切なのは「勉強量」や「やる気」だとよく言われますが、実はその前に土台となるのが「生活リズム」です。
部活があったときは、
・朝早く起きて弁当を作っていた
・夜遅くまで練習があって、毎日クタクタだった
・土日も大会で家にいない
という家庭がほとんどです。
でも、引退したら突然時間がぽっかり空きます。
「夜ふかしOK」「朝はゆっくりでいいか」と油断すると、あっという間に昼夜逆転してしまいます。
これ、夏休みあるあるですね。
生活リズムが乱れると、せっかく「よし、勉強しよう」と思っても、
朝起きられずダラダラ
→ 気づいたら午後
→ 「まあ今日はいいか」で一日終了
という流れになりやすいです。
だからまず最初にやるべきは、
「部活モードから勉強モードへの生活パターン作り」です。
「毎朝〇時に起きる」「朝ごはんをしっかり食べる」「夜は12時までには寝る」など、
ルールをゆるめに決めて、家族みんなで意識してみてください。
もちろん、「完璧じゃなくても大丈夫」です。
たまに遅くなったり、朝寝坊したっていいんです。
大切なのは「続けられるペース」で、少しずつ「新しいリズム」を定着させることです。
たとえば、
・朝は軽く散歩する
・夜のスマホ時間を決める
・ご飯の時間をなるべく決めておく
こういった小さな習慣が、あとからじわじわ効いてきます。
「そんなことで本当に成績が上がるの?」と思うかもしれませんが、
生活リズムが整うことで、脳がしっかり休めて、記憶力や集中力が高まりやすくなります。
これはスポーツの世界でも同じ。
一流のアスリートほど、日々のルーティンや睡眠を大切にしているのは有名な話ですよね。
というわけで、まずは生活リズムを整えること。
ここが、夏休みの受験勉強スタートの「隠れた最重要ポイント」だと思ってください。
ステップ2 「やみくもに勉強しない!弱点を可視化する作戦会議」
さて、生活リズムが整ってきたら、次は「さあ、勉強だ!」と行きたくなるところですが、ここで落とし穴があります。
多くの子がやりがちなパターンが、
「手当たり次第にワークを解きまくる」
「とりあえず全教科まんべんなく勉強」
「頑張ってる感じはあるけど、なぜか成績が伸びない」
というものです。
これ、気合だけで突っ走ると途中で息切れするうえ、思ったほど成果が出ません。
じゃあどうするか?
答えは「自分の弱点を見える化する」ことです。
例えば、
・前回の定期テストの結果をもう一度見直してみる
・模試の成績表を見て、どの単元でミスが多かったかチェックする
・学校の先生や塾の先生に「自分の苦手ポイント」を聞いてみる
こういった「現状分析」をやることで、
「本当にやるべきこと」が見えてきます。
ポイントは、「親子で一緒に作戦会議」をしてみることです。
いきなり「苦手なところ全部言ってみて!」なんて言われても、子どもは困ってしまいます。
だから、「この前のテスト、どこが一番点数低かったっけ?」
「国語の漢字、また間違えてたね。どのパターンが多い?」
といった具体的な声かけが有効です。
もちろん、子どもが話したくない雰囲気のときは、無理に聞き出そうとしなくて大丈夫です。
少しずつ「最近どんなことが難しいと感じる?」くらいの温度感でOKです。
自分では気づいていない苦手ポイントが見つかったときこそ、「これって伸びしろだよ」と声をかけてあげるのもオススメです。
分析が終わったら、
「この夏に克服したいポイントTOP3」くらいを決めて、
そこに絞って集中的に勉強する作戦を立てましょう。
ここでありがちなのが「全部完璧にしたい」と思いすぎて挫折するパターンです。
完璧主義は続きません。
「まずはこれだけ」くらいに絞ってスタートするのがコツです。
勉強計画を立てるときも、「1日●ページ」「何時間やる」より、
「今日はここだけ」「この範囲だけやる」というミニ目標が効果的です。
ミニ目標がクリアできると、自然とやる気が湧いてきます。
そして自信もつきます。
親としては、「計画倒れになっても大丈夫」と思っておくと、余計なプレッシャーをかけずに済みます。
ステップ3 「モチベーションを保つ“ごほうびシステム”の導入」
夏休みの受験勉強で最大の敵は「三日坊主」と「ダレること」です。
最初は気合が入っていても、だんだん中だるみしてきて、後半に「やばい!」となるのは毎年のお約束。
そこで、「ごほうびシステム」の出番です。
これをものすごくざっくり言うと、「頑張ったらちょっとだけ良いことがある」仕組みを作ることです。
たとえば、
・苦手な単元をクリアしたら好きなおやつタイム
・1週間計画通りできたら、友達とゲームOK
・模試の後はご褒美スイーツ
・朝から夜まで頑張った日は家族で好きなご飯を食べに行く
こんな感じです。
大人も仕事を頑張った後の「ビール1杯」「スイーツ」みたいなご褒美があるとやる気が続くように、子どもも「何か嬉しいこと」があると続きやすいです。
もちろん、ごほうびの内容はお金をかける必要はありません。
むしろ「家族でボードゲームをする」「一緒に散歩に行く」みたいな、家族の楽しい時間の方が効果が高いことも多いです。
ただし、「ごほうびがないとやらない」になってしまうのは本末転倒なので、
最初のうちは「達成感」をしっかり味わえるように、「できたこと」を一緒に振り返るのがポイントです。
たとえば
「今日、ここまでやったんだね!すごいじゃん!」
「前はできなかったのに、できるようになったね」
といった“声かけのごほうび”も、とても大きな意味があります。
これ、意外と子どものやる気に火がつきます。
親がつい「まだこれだけ?」「もっとやった方がいいよ」と言いたくなる気持ちもわかります。
でも、まずは「できたこと」を認めてあげることで、自己肯定感がアップします。
この「自己肯定感の積み重ね」こそが、夏休みを乗り切る最大の原動力です。
まとめ:親も子も「100点じゃなくていい」夏休みに
というわけで、
部活引退後からの夏休みは「成績アップのラストチャンス!」というプレッシャーがかかりがちですが、
大切なのは「完璧を目指すこと」ではなく、「着実に一歩進むこと」です。
夏休みの40日間、全部が充実している子なんてほとんどいません。
途中でサボった日があってもいいですし、
気が乗らない日は短時間でもOKです。
むしろ「今日はやる気ゼロだな」と感じたら、思い切って休むのもアリです。
親ができる最大のサポートは、「頑張りを認めること」と「一緒に作戦会議をすること」です。
受験勉強はマラソンみたいなものです。
途中でペースダウンしても、水分補給して休んでも、最後にゴールできればOKです。
ぜひ、「うちの子、まだまだ大丈夫かな?」と不安な時こそ、
生活リズム→弱点の見える化→ごほうびシステムの3ステップをゆる〜く実践してみてください。
今年の夏が、親子にとって「ただの勉強漬け」ではなく、「新しい成長のきっかけ」になることを、心から願っています。
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