こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です
最近、中学受験、特に私立中高一貫校への受験が盛り上がっていますよね
首都圏では約18%、関西でも受験率は10%を上回りました
少子化のこの時代において、この数字は減るどころか増え続けており、過熱ぶりが伺えます
ところで、中高一貫の私立中学への進学は子供たちにとって本当に最良の選択なのでしょうか?
時間の使い方次第では高校受験が有利になることも
私たちの経験から言うと、実は「必ずしもそうではない」と感じています
確かに、私立中学には魅力がたくさんありますよね
進度が早く、中学3年生で高校の内容を学ぶ学校もあります
しかし、その速さに全ての子供がついていけるわけではないんです
これは、私たちが日々接している子供たちを見て感じることです
私立中学に通うと、登下校に時間がかかることも一考に値します
一方、地元の公立中学なら、その時間を部活や友達との交流に使えますよね
さらに、授業料の節約で、英会話教室や塾に通わせることも可能です
数学や英語の先取りや、応用問題への取り組みなどができるのであれば、実は学習面では甲乙つけがたいと言えるのです
時間的、経済的に余裕が生まれることで、実はもっと充実した中学生活を送ることができるかもしれません
自己肯定感を優先事項として考えてみると
ギリギリの偏差値で私立中学に入学したとして、進度が早くて、周りの生徒がとても優秀だったら、子供の自己肯定感はどうなるでしょうか?
逆に、公立中学で成績上位をキープすることで、自分の価値を感じることができるかもしれません
6年間、中学と高校の期間は、子供たちにとってとても長い時間です
友人関係や学業のプレッシャーに悩む子供も少なくありません
私立中学が絶対に良いとは限らないですよね
さらに、私たちが見てきた中で、友人関係がうまくいかずに退学→地元の公立中学に転校というパターンも少なくありません
子供たちにとって、6年間の間に多くの出来事や変化があります
その中で、最も大切なのは子供たちの心の安定と成長です
まとめ
最後に、大切なのは「子供の幸せ」
ブームに流されず、一緒に子供に合った進路を選びましょう
子供の笑顔と未来のために、最良の選択をしてあげたいですよね?
私たち大人が忘れがちなのは、子供たちの意見も大切にすること
彼らの気持ちや考えを尊重し、一緒に未来を築いていくことが大切です
「子供が受験したいと言い出した」と言いますが、本当にそうでしょうか?
もしかしたら私達親が、中学受験をしたくなるように誘導しているのかもしれません