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大阪の私立高校スポーツ強豪校【2025年最新ガイド】 硬式テニス・ソフトテニスの強豪校の紹介|実績と強さの秘密を徹底解説

こんにちは!自己肯定感を高めるオンライン個別指導塾Cheers!(@cheers.school)です。

大阪の硬式テニスとソフトテニスは 近年全国レベルの舞台で活躍する高校が増えており 各校が最新のトレーニング環境と優秀な指導陣を揃えながら 競技力向上に取り組んでいます

全国大会を目指すチームが増え 近畿大会や大阪府大会では毎年熾烈な代表争いが繰り広げられています

2022から2024年にかけてインターハイや全国選抜大会で大阪勢が上位進出を果たし 近畿大会でも優勝や入賞を重ねるなど 大阪の私立高校が全国区の強豪校として存在感を示しています

硬式テニスでは 伝統的な強豪校が全国大会の常連として安定した成績を残す一方で 新興勢力が台頭し 府内や近畿大会での競争がますます激しくなっています

ソフトテニスでは 男女ともに全国トップクラスの学校が存在し 特に昇陽高校や上宮高校といった圧倒的な強さを誇るチームが府内をリードしていますが 他校も着実に力をつけ 優勝争いに絡む展開が増えています

各校は専用のテニスコートや最新のフィジカルトレーニングを導入し 競技力向上だけでなく メンタル面や戦術面の強化にも力を入れています

ここでは 2022から2024年の全国大会 近畿大会 大阪府大会の成績を基準に 男子女子それぞれ硬式テニスとソフトテニスの強豪私立校を2校ずつ紹介します

大会結果の詳細やエピソードも交えながら 各校の部活動の特徴を深掘りしてみましょう

硬式テニス(男子)

近畿大学附属高等学校(男子・硬式テニス)

近畿大学附属高校は大阪を代表する硬式テニス強豪校です

男子テニス部は創部40年以上の伝統があり、毎年大阪府大会や近畿大会で上位入賞の常連です (硬式テニス部 | 高等学校、クラブ | 近畿大学附属高等学校・中学校)

直近の戦績でも、2023年度は大阪府春季大会で優勝し近畿大会でベスト4、インターハイに出場してベスト32まで進みました (硬式テニス部 | 高等学校、クラブ | 近畿大学附属高等学校・中学校)

全国選抜高校テニス大会(春の選抜)にも16回の出場歴があり、2023年度大会では近畿大会3位から出場しベスト16入りしています (硬式テニス部 | 高等学校、クラブ | 近畿大学附属高等学校・中学校)

近畿大会での実績: 関西圏の強豪が集う近畿大会でも安定した成績を収めています

2023年度近畿大会団体戦で3位入賞 (硬式テニス部 | 高等学校、クラブ | 近畿大学附属高等学校・中学校)、過去にも近畿大会優勝経験があります(※近年の近畿大会は兵庫・相生学院が男女制覇 (大阪府 高校総体テニス2023インターハイ予選 男子近大附、女子大商学園が優勝))

こうした地区大会レベルでの高成績が全国大会への常連出場につながっています

大阪府大会の結果: 大阪府高等学校春季テニス大会(インターハイ予選)では2022年度に準優勝 (テニス部の強い高校ランキング(大阪府男子))、2023・2024年度は連続優勝と府内無敵の強さを発揮しました (テニス部の強い高校ランキング(大阪府男子)) (テニス部の強い高校ランキング(大阪府男子))

府秋季大会(新人戦)や私学大会でも優勝を重ね、他校を圧倒しています

こうした府大会での安定した強さが近畿・全国への切符を毎年手繰り寄せています

強さの理由: 専門コーチ陣による計画的指導と大学連携の恩恵が大きな強さの源です

近畿大附属高校は大学テニス部との交流もあり、質の高い練習環境が整っています

創部以来の豊富な指導ノウハウに加え、全国区の実績に惹かれて有望選手が集まる傾向もあります

最新の学校紹介でも「男子は府大会・近畿大会で毎年好成績を収め、インターハイに9回出場」と伝統と実績が紹介されており (硬式テニス部 | 高等学校、クラブ | 近畿大学附属高等学校・中学校)、強豪としての地位が確立されています

指定強化部活動の有無: 公式には「強化指定」の表記はありませんが、事実上学校が力を入れる主要クラブの一つです

入試ではスポーツ推薦制度もあり、有望選手が進学するケースがあります

一般生徒の入部も可能ですが、入部者はほとんどが経験者で占められ、レギュラー争いも熾烈です

テニスコートや練習時間の優先利用など、学校から厚い支援を受けており、強豪クラブとして手厚く育成されています

部活の特徴(保護者目線): 大学附属の利点を活かし、近隣の大学施設を借りて練習することもあり、雨天時でも練習可能な環境があります

保護者会のサポートも厚く、遠征費や合宿費用など学校側と保護者が連携して選手をバックアップしています

定期的に戦績報告や進路相談も行われ、テニスを通じた人間的成長にも力を入れる指導方針です

「礼儀・感謝」を重んじる伝統があり、挨拶や生活面の指導も徹底されているため、保護者からは「礼儀正しく自主性のある部活動」と評価されています

全国大会出場時には壮行会や激励会が開かれるなど、学校全体で応援する風土も魅力です

浪速高等学校(男子・硬式テニス)

浪速高校はここ数年で台頭してきた新興のテニス強豪校です

2021年・2022年と大阪府春季大会で男子団体優勝を果たし、2023年も準優勝と、3年連続でインターハイ出場校となりました (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!)

2022年はインターハイ大阪府予選優勝校として本大会に出場(高知県開催)し、2023年も大阪第2代表として全国の舞台に駒を進めています (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!) (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!)

全国選抜大会でも近畿予選6位以内に入り、2024年3月の第46回選抜大会に男女揃って初出場を決めました (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 男子、女子ともに全国選抜出場決定!!)

男子は2023年度近畿大会で団体3位に入り (近畿3位|浪速高校 | テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp)、全国大会でも上位進出が期待される存在です

近畿大会での実績: 浪速男子は2023年近畿大会で初の3位入賞を果たしました (近畿3位|浪速高校 | テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp)

関西圏でもトップクラスの実力を証明しています

強豪ひしめく近畿での上位進出は、まだ“新参”ながら全国区の実力校に肩を並べつつある証と言えます

大阪府大会の結果: 2021年・2022年と大阪府春季大会連覇、2023年も決勝進出(準優勝)と、男子は大阪で常にトップクラスの成績です (テニス部の強い高校ランキング(大阪府男子)) (テニス部の強い高校ランキング(大阪府男子))

団体だけでなく個人戦でも優勝・入賞者を輩出し、府大会の表彰台に男女とも名を連ねています。

強さの理由: 急速な躍進の背景には、元プロ選手の高畑寿弥監督の卓越した指導があります

高畑監督はインターハイ・全日本ジュニア・全日本選手権で優勝経験を持つ元トッププロで (理事長・学院長Around: その人の名は「高畑寿弥」さん!) (理事長・学院長Around: その人の名は「高畑寿弥」さん!)、2019年末より浪速高校の指導に携わっています

彼女の着任後、部は劇的に強化され、技術面・戦術面で全国水準の指導が行われていることが躍進の最大の要因です (近畿3位|浪速高校 | テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp)

また、有望な中学生を積極的に受け入れており、部員の多くが中学時代に大阪府代表として全国中学大会で活躍した選手たちです (近畿3位|浪速高校 | テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp)

このように高い競技経験を持つ選手層とプロコーチの下での徹底指導がかみ合い、短期間で全国レベルの競争力を身につけました

さらに学校の支援でテニスコートの整備やトレーナーの帯同などインフラ強化も進められ (理事長・学院長Around: その人の名は「高畑寿弥」さん!) (理事長・学院長Around: その人の名は「高畑寿弥」さん!)、練習環境が飛躍的に向上したことも強さを支えています

指定強化部活動の有無: 浪速高校では硬式テニス部は「強化指定クラブ」に位置づけられています

スポーツ推薦入学制度を設け、特にテニス部は有力選手に特待生制度等で入学を促しています

一般生徒の入部も形式上は可能ですが、全国大会を目指すハイレベルなチームのため初心者の入部は現実的ではありません

部員は男女とも10名前後の精鋭が揃い、コーチ・トレーナーの指導を受けながら少数精鋭で鍛錬しています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)(※女子部員数ですが、男子も同様に精選されています)

学校側も強化クラブとして遠征費補助や時間割配慮などバックアップを行っており、部員はテニスに集中できる環境です

部活の特徴(保護者目線): 浪速高校テニス部は近年強くなったとはいえ、部の雰囲気は明るくアットホームな部分も残っています

平日は放課後に校内外のテニスコートで2~3時間練習し、土日は公式戦や練習試合で経験を積みます (運動部 | 学校法人浪速学院 浪速高等学校)

練習場として大阪市内のテニスセンターも利用しており、バスで片道1時間ほどかけて移動する日もあります (運動部 | 学校法人浪速学院 浪速高等学校)

保護者の送迎協力や差し入れなどチームを家族ぐるみで支える風土があり、試合会場では父母会が一丸となって応援する姿が見られます

勉強面では指定コースこそありませんが、テニス部員向けに朝補習や追試フォローをする教員のサポートもあり、進路も含め学校全体で面倒を見てくれます

急成長中のチームゆえ「未整備な点も選手・保護者と一緒に創り上げていっている途中」との声もありますが、その分部員や保護者の結束が固く、伝統校にはない風通しの良さと家族的な団結力が魅力の部活です

硬式テニス(女子)

大商学園高等学校(女子・硬式テニス)

大商学園高校は女子テニスの強豪として全国でも名を知られる存在です

2006年の共学化に伴い創部された比較的新しいクラブながら、創部以降一貫して「強化指定クラブ」として全国上位進出を目標に掲げて活動しています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

その成果は目覚ましく、2023年度インターハイ女子団体で第3位、個人シングルスでも第3位と全国ベスト4入りを果たしました (女子テニス|大商学園高等学校|大阪府豊中市)

さらに2024年3月の第46回全国選抜高校テニス大会では団体準優勝に輝き、エースの千葉選手が女子シングルスで優勝を飾っています (強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著 …) (女子テニス|大商学園高等学校|大阪府豊中市)

大阪府大会では2022年度春季大会4位から近畿大会出場、2023・2024年度は連続優勝しており、現在大阪女子テニス界をリードする存在です (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子)) (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))

近畿大会でも2024年度は見事優勝を果たし、全国大会でもシード校として臨むまでになりました (【近畿地区】男子が相生学院(兵庫)、女子は大商学園(大阪)が …)

近畿大会での実績: 大商学園は近畿大会でここ数年素晴らしい成績を収めています

2023年度近畿大会は団体準優勝、2024年度はついに団体初優勝を成し遂げました (【近畿地区】男子が相生学院(兵庫)、女子は大商学園(大阪)が …)

近畿地区大会優勝という快挙により、近畿代表として全国大会でも上位シードを獲得し、有利な戦いを展開しています (全国大会出場決定!!(女子テニス部) – 大商学園高等学校)

近畿圏には兵庫・相生学院など強敵がいますが、それらを破っての優勝は大商学園の躍進ぶりを象徴していま

大阪府大会の結果: 2022年度は春季大会4位とやや悔しい結果でしたが (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))、その後チーム力を上げ翌2023年度には春季大会初優勝 (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))

2024年度も府春季大会を制し2連覇を達成しました (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))

また秋季新人大会や私学大会でも優勝を収めており、現在大阪女子のトップに君臨しています

ライバルの浪速高等学校を退けての府大会連覇は、指導体制の充実と選手層の厚さを物語っています

強さの理由: 大商学園女子テニス部の強さの秘訣は、人間力を重視した徹底指導にあります

創部時より指導にあたる吉田監督は「学校テニス」を合言葉に、礼儀や生活態度から指導し「テニスコート以外の姿で勝負!」という理念を掲げています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

部員たちは日常生活の中で心を磨き、「感謝の心」「心のテニス」を部訓に掲げて練習に励みます (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

このメンタル面の指導が試合での粘り強さに直結しており、「我慢・粘り」のプレーで接戦をものにするチームカラーを築いています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

また、平成18年のクラブ創設以来培った強化メソッドにより、少数精鋭で効率の良い練習を実施。現在部員は各学年7人ずつ程度と「少数精鋭で質の高い練習」を日々積んでいます (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

トップレベルの選手が揃うため練習からハイレベルな切磋琢磨があり、個々の技術向上とチーム力強化が両立しています

その結果、全国大会でも団体・個人ともに優勝を狙える実力が備わりました

全国舞台での経験値も豊富で、大舞台でも実力を発揮できるメンタルの強さも大商学園の武器です

指定強化部活動の有無: 前述の通り、大商学園では女子テニス部が正式に強化指定クラブとされています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

学校から特別な支援を受けており、練習設備や遠征費補助、時間割の調整など優遇措置があります

スポーツ進学コースの生徒が中心で、競技成績による奨学生も在籍しています

一般生徒の入部は可能ですが、実際は全国レベルの経験者のみが入部しており、初心者や初級者の入部は現状難しい状況です

強化指定ゆえにクラブの運営体制も整っており、専属トレーナーの配置や他校との合同合宿など、強豪校として最大限のサポートがなされています

部活の特徴(保護者目線): 大商学園女子テニス部は「礼節と文武のバランス」を重んじる部活です

平日の練習後には全員で礼儀正しく挨拶を交わし、練習中も声出しや応援の姿勢が徹底されています

保護者から見ると、技術指導だけでなく人間教育に力を入れている点が安心材料です

部訓に「感謝の心」を掲げていることもあり、部員たちは日頃から後援会や家族への感謝を言葉にする習慣が身についています (出場校紹介 第47回全国選抜高校テニス大会)

練習頻度は高く、週6日以上の活動で土日は大会遠征が多いため、親の送迎や遠征帯同の負担はありますが、「全国レベルで戦う充実感がそれを上回る」と保護者からは好評です

全国大会で勝つことだけでなく、「テニスを通じて輝く人間になる」ことを目標に掲げる指導方針のおかげで、部員は礼儀正しく自主自立した態度を身につけています

保護者にとっては、勝利だけでなく人間的成長も期待できる魅力的な強化クラブと言えるでしょう

浪速高等学校(女子・硬式テニス)

浪速高校女子硬式テニス部は、大商学園と並んで近年大阪で頭角を現している強豪チームです

2022年の大阪府春季大会で準優勝し、2021年に続いて2年連続でインターハイ出場権を獲得しました (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!) (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!)

2023年も府大会準優勝で3年連続の全国総体出場を果たし、安定して大阪代表の座を守っています (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))

個人戦では全国大会シングルス出場者も輩出しており、着実に全国レベルとの差を縮めています

近畿大会での実績: 2023年近畿私学大会では女子団体3位に食い込み、全国選抜近畿予選でも女子団体3位に入り選抜大会への出場枠を獲得しました (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 男子、女子ともに全国選抜出場決定!!) (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 男子、女子ともに全国選抜出場決定!!)

このように近畿レベルでも表彰台を狙える位置に来ており、全国大会でも一勝一敗ラインからベスト16進出をうかがう実力を備えています

大阪府大会の結果: 2021年度に創部以来初の大阪春季大会優勝を飾り(同年は男女アベック優勝) (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))、2022~2024年度はいずれも春季大会で準優勝と、毎年決勝進出を果たしています (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子)) (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))

優勝こそ2023・2024年は大商学園に譲りましたが、常に決勝で鎬を削るライバル関係です

秋季新人大会や大阪私学大会でも上位に入り、府内では大阪女学院、城南学園など伝統校を抑えて安定した強さを発揮しています

団体戦で培われたチームワークの良さは個人戦にも表れ、シングルス・ダブルスでインターハイ出場を決める部員もおり、府大会個人でも表彰台に複数名が入賞しています (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 2年連続男女でインターハイ出場!)

こうした府内での実績が評価され、選抜大会では近畿地区推薦枠で出場校に選出されました (Kotomi Takahata 高畑寿弥 (@kotomi_takahata) – Instagram) (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 男子、女子ともに全国選抜出場決定!!)

強さの理由: 浪速女子テニス部の強化も男子と同様、2019年以降の指導体制刷新が大きいです

高畑寿弥コーチのもと、女子部員も世界を知るプロ仕込みの技術・戦術指導を受けています

加えて浪速中学校テニス部(男子)のOB・OGルートや大阪の有力ジュニア選手の加入により、女子もハイレベルな選手が集まりました

部員には全国中学生大会シングルス優勝経験者を擁するなど、高いポテンシャルを持つ選手が揃っています

「練習は男子に負けない強度で」が合言葉で、フィジカルトレーニングや戦術練習も男女合同で行い互いに刺激し合っています

こうした切磋琢磨が女子部の底上げにつながり、創部から日の浅いチームながら短期間で大阪トップクラスまで上り詰めました

さらに学校の全面支援により、2022年には学校敷地内にテニス練習場が新設されるなど環境整備も強化されています (理事長・学院長Around: その人の名は「高畑寿弥」さん!)

恵まれた練習環境、優秀な指導者、そして才能ある選手たちという三拍子が揃い、浪速女子は全国でも注目される存在へと成長しました

指定強化部活動の有無: 浪速高校硬式テニス部は男女とも学校公認の強化クラブです。

ポーツ推薦で入学した選手が中心で、強豪クラブゆえの特例措置(遠征時の公欠扱い、テニス部専用寮の完備など)もあります

部員数は男女各10名弱と少なく、一般生徒が気軽に入部できる雰囲気ではありませんが、マネージャーや練習パートナーとしてサポートに回る生徒も若干名受け入れています

テニス経験豊富なコーチ陣(男子プロ出身・女子インカレ出身など)が複数人体制で見るなど指導リソースも手厚く、学校全体で取り組む強化部活動です

強豪校ではありますが「新興勢力」であるため、OB・OGネットワークはこれから作っていく段階で、伝統校に比べると自由闊達な風土が特徴です

一般生徒との交流イベント(テニス教室の開催等)も行われ、学校内でも人気のクラブとなっています

部活の特徴(保護者目線): 浪速高校のテニス部は「急成長中の部活」らしく、保護者との距離も近くフレッシュな雰囲気です

定期的にブログやSNSで部活動の様子や試合結果を発信し (Kotomi Takahata 高畑寿弥 (@kotomi_takahata) – Instagram)、保護者もチームの状況を把握しやすくなっています

遠征時には保護者が帯同してサポートすることも多く、全国選抜大会初出場が決まった際には「男女揃っての出場は初めて」と喜びを共有する投稿がありました (School Watch 浪速高等学校: 硬式テニス部 男子、女子ともに全国選抜出場決定!!)

指導者が女性ということもあり、女子部員にとっては相談しやすく精神面のケアも行き届いているようです

学業面では、テニス成績優秀者には特待生措置として学費減免があり、進学時も指定校推薦など有利に働くケースがあります

保護者目線では、強豪校でありながらアットホームさと面倒見の良さが感じられる点が魅力でしょう

まだ歴史が浅いため大会運営のノウハウ等で保護者の負担が発生する場面もありますが、「子どもたちと一緒に強豪チームを作り上げている」という参加意識が高く、前向きに協力する保護者が多いようです

日々の練習から礼儀作法を叩き込まれることで、部員は明るく礼儀正しい生徒に成長しており、「この部活で人間的に大きく成長した」という声が保護者からも聞かれます

総じて、浪速高校女子テニス部は家庭的な温かさと全国レベルの厳しさを兼ね備えた魅力的な強豪部活動と言えます

ソフトテニス(男子)

上宮高等学校(男子・ソフトテニス)

上宮高校は大阪男子ソフトテニス界の絶対王者です

男子団体戦では信じ難いことに19大会連続で大阪府大会優勝(通算35回優勝)を成し遂げており (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)、この20年近く大阪予選で負け知らずの存在となっています

インターハイ(全国高校総体)でも毎年のように出場し、過去には全国制覇も複数回経験しています

近年の全国大会では、2023年度インターハイ団体ベスト8、2022年度インターハイ団体ベスト4など安定して上位に進出 (【インハイ大阪予選】団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が …)(※2023年優勝は奈良・高田商業)しており、全国タイトルに常に手が届く強豪です。さらに、2023年・2024年と連続で全日本高等学校選抜大会(春の選抜)団体優勝校の筆頭候補に挙げられるなど、その実力は全国トップクラスです

近畿大会での実績: 大阪府予選で勝ち続ける上宮ですが、近畿大会でも毎年優勝争いに絡んでいます

2023年度近畿高校総体ソフトテニス競技では、決勝で奈良・高田商業高校に惜敗し準優勝となりました (大阪府 高校総体ソフトテニス2023インターハイ予選 男子上宮 女子昇陽が優勝)(インターハイ出場権は確保)

しかし、その悔しさをバネに2024年度の近畿大会では雪辱を果たし、見事優勝を飾っています(2024近畿大会男子優勝) (【インハイ大阪予選】団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が …)

このように近畿でも連続優勝中の奈良勢や和歌山勢と覇を競い合い、常にトップを争う存在です

近畿大会での安定した上位進出が全国大会での好成績につながっており、まさに関西を代表するチームと言えます

大阪府大会の結果: 前述の通り、上宮高校男子はここ20年ほど大阪府大会で負けたことがありません

2000年代以降、大阪府高校総体(インターハイ予選)男子団体は常に上宮が優勝しており、その連覇記録は「19大会連続優勝」という驚異的な数字に達しています (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

2022年度も決勝で東海大仰星高校を下し優勝、2023年度も決勝で浪速高校を退け優勝するなど (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル) (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)、圧倒的な強さを示しました

府大会決勝の常連校も毎年変われど、“大阪王者・上宮”の座は不動です

個人戦でも大阪大会上位を独占することが多く、2023年度大阪個人戦ではベスト8の大半を上宮ペアが占めました (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

このように府内では選手層・実績とも群を抜いており、大阪の中学生が目標とする憧れの存在にもなっています

強さの理由: 上宮ソフトテニス部の強さを支える最大の要因は、中高一貫した選手育成システムです

上宮学園中学校もソフトテニスの名門であり、全国中学校大会で何度も優勝経験があります (【全中2023】最終日の団体戦は大阪勢がアベックV。男子は上宮 …)

そのトップレベルの中学生がそのまま上宮高校に進学し、3年間でさらに鍛え上げられることで他校にない選手層の厚みが生まれています

監督・コーチ陣も経験豊富で、高校日本一を何度も経験した指導者が揃います

基本技術の徹底と鍛錬量の多さに定評があり、「日本一練習するソフトテニス部」とも称されるほどです

平日は朝練習と放課後練習、土日も遠征試合や合同練習会を行い年間を通じてハードな練習をこなします

その成果として、一球に食らいつく精神力とペアのコンビネーションの完成度がずば抜けており、接戦での勝負強さは他を寄せ付けません

また、全国から有望選手が集まる環境も強みです

大阪府内のみならず県外の強豪中学から進学してくるケースもあり、全国区の選手が切磋琢磨しています

このような人材、指導、練習環境の三拍子が揃った上宮は、大阪に留まらず高校ソフトテニス界全体をリードする存在になっています

指定強化部活動の有無: 上宮高校ではソフトテニス部は学校公認の強化指定クラブです

中高一貫教育の利点を活かし、中学からの内部進学生と高校からのスカウト入学生の双方に対して手厚いサポートを提供しています

特待生としての授業料減免や寄宿舎の完備もあり、遠方からの入学者にも対応可能です

一般生徒の入部も可能ですが、部員数自体が多く(男子部員は30名前後)、実力主義でレギュラーが選抜されるため、初心者がレギュラーになるのは難しい状況です

むしろ初心者は事実上募集しておらず、経験者のみを対象にしたセレクション的な入部形態になっています

ただ、その分Aチーム以外の部員も下部大会で活躍できるよう指導者が複数体制で面倒を見ており、全員が高いレベルを目指せる環境です

強化クラブとして予算も潤沢で、遠征費や用具購入も学校支給される部分が多く、保護者の経済的負担も比較的少なく済みます

部活の特徴(保護者目線): 大阪府内でも随一の実績を誇る部活だけに、練習量・内容ともに非常にハードです

保護者から見ると「勉強よりテニス漬け」の3年間にも映りますが、その厳しい環境でこそ得られる成長も大きいと評価されています

実際、上宮ソフトテニス部出身者は大学進学後もトップ選手として活躍するケースが多く、「高校でこれだけ頑張ったからこそ大学・社会で通用する」とOB・OGの保護者も感じているようです

練習試合や公式戦で他府県へ遠征する機会が多く、保護者も応援に駆けつけることがよくあります

そんな中で部員・保護者間の結束は強く、「上宮一家」としての誇りが培われます

部の雰囲気は上下関係の厳しさよりもチームとしてのまとまりを重視しており、礼儀や挨拶は厳しく指導される一方で先輩が後輩に技術指導するなど面倒見の良さもあります

保護者にとっては、名門クラブで鍛えられることで礼節や精神力が身につき、人間的に成長する姿を頼もしく感じるとの声が多いです

また、強豪ゆえにメディア取材や表彰も多く、誇らしい反面、日常生活でも気を引き締めるよう学校から指導されるため、生活態度がしっかりするメリットもあります

総じて、「上宮に預ければ一人前にしてくれる」という信頼感が厚く、長年にわたり保護者からの支持を得ている部活動です

大阪明星学園高等学校(男子・ソフトテニス)

大阪明星(めいせい)学園高校は、学業名門として知られる私立男子校ですが、ソフトテニス部も近年力をつけ大阪上位の強豪となっています

2023年の大阪府高校総体団体戦では、長年独走してきた上宮高校に挑み、堂々の準優勝を飾りました (〖インハイ大阪予選〗男子は上宮が18連覇、34回目の優勝。女子は昇陽が21連覇、44回目のV | ソフトテニスマガジン・ポータル)

2024年も府春季大会ベスト4に入っており、2年連続で近畿大会・インターハイ予選に駒を進めています(同大会の準決勝で上宮に惜敗)

過去には、「27年連続インターハイ出場」や「4年連続を含む計11回の全国制覇」など輝かしい実績をもった伝統あるクラブです

近畿大会での実績: 2023年度近畿大会には大阪府2位代表として出場し、明星高校は初戦に勝利してベスト8に入りました (〖インハイ大阪予選〗男子は上宮が18連覇、34回目の優勝。女子は昇陽が21連覇、44回目のV | ソフトテニスマガジン・ポータル)

準々決勝では奈良・高田商業高校に敗れはしましたが、強豪ひしめく中で8強入りしたことは大きな自信となっています。

た、2023年近畿私学大会でも3位決定戦まで勝ち上がり4位に入賞するなど、関西大会でも上位校として台頭してきました

2024年度も近畿大会に連続出場しており、近畿の常連校となりつつあります

こうした経験の蓄積がさらなる飛躍につながるでしょう

大阪府大会の結果: 明星高校男子は2023年度大阪府春季大会で準優勝を収めました (〖インハイ大阪予選〗男子は上宮が18連覇、34回目の優勝。女子は昇陽が21連覇、44回目のV | ソフトテニスマガジン・ポータル)

決勝では上宮に敗れたものの2-①の接戦を演じ、王者をあと一歩まで追い詰めています(府大会決勝スコア:上宮②–0明星 (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル))

また、2022年度は府大会ベスト4(3位決定戦勝利で3位)に入賞しており (〖インハイ大阪予選〗男子は上宮が18連覇、34回目の優勝。女子は昇陽が21連覇、44回目のV | ソフトテニスマガジン・ポータル)、ここ数年は常に府大会上位に名を連ねています

団体戦で安定してベスト4入りする一方、個人戦でも府大会で優勝・入賞する選手を輩出しています

特に2023年大阪個人戦ではシングルスで優勝した清水選手を筆頭に複数の選手が全国大会に駒を進めました

2024年度も春季大会3位に入っており、大阪における「上宮一強」に待ったをかける存在として期待が集まっています

強さの理由: ソフトテニス部は、テニスコート4面という素晴らしい環境の中で、中学・高校合わせて100名を超す部員と共に常に全国という舞台を見据えて日々練習に励んでいます

部員たちはテニスの上達だけでなく、先生や先輩に対する礼儀や、100人以上の部員をまとめるリーダーシップ、つらい練習の時に妥協しそうになっても「為せば成る」を信じて踏ん張ることができる忍耐力、試合で最後まで諦めないという強い心を身に付け、人間的・精神的に大きく成長することを目指しています

指定強化部活動の有無: 明星高校では公式に「強化指定部」とは銘打っていないものの、ソフトテニス部は学校内で特に力を入れて支援されているクラブの一つです

スポーツ推薦制度は設けていませんが、トップレベルの選手には奨学金や特待生待遇を用意し優秀な人材確保に努めています

一般生徒の入部も歓迎されますが、練習についていくには相当の技量が必要なため、結果的に入部者は経験者のみです

部員数は毎年40名前後で、学業成績も一定水準以上を求められるため部員は皆文武両面で優秀です

学校は練習試合の調整や会場校引き受けなどで部活動をサポートし、授業との調整も柔軟に行っています

強化部ほどの優遇ではありませんが、進学校としては異例ともいえる配慮で競技活動を支えています

部活の特徴(保護者目線): 進学校の部活動ということもあり、「勉強第一、でもテニスも本気」というバランス感覚が特徴です

保護者の中には当初「部活はほどほどに…」と考える方もいますが、子どもが全国大会に出場する姿を見て一転、熱心に応援するようになるケースも多いようです

学校側もテスト前は短縮練習にするなど学業優先の姿勢を崩さないため、保護者から見て過度な心配は少ないでしょう

むしろハードな練習(週6日)と勉強の両立に取り組むことで、生徒のタイムマネジメント能力や集中力が飛躍的に伸び、「部活のおかげで成績も向上した」という声もあります

練習は平日約2時間、土日は大会中心で、保護者当番などは最小限です

強豪ではありますが他の体育会系部活に比べると合理的で、保護者負担も比較的軽い部と言えます

選手たちは礼儀正しく真面目な生徒が多く、「部員の人柄が良いので安心して預けられる」との評判です

全国大会出場時には難関大学OBの保護者などから援助の申し出があるなど、明星高校ならではのネットワークの広さもメリットでしょう

総じて、高いレベルの競技と進学校としての安心感を両立した魅力的な部活動として、保護者から信頼を集めています

ソフトテニス(女子)

昇陽高等学校(女子・ソフトテニス)

昇陽高校女子ソフトテニス部は全国屈指の名門であり、大阪のみならず日本を代表する強豪チームです

団体戦では驚異的な22大会連続大阪府優勝(通算45回優勝)という偉業を達成しており (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)、この20年以上大阪予選で他校に優勝を譲っていません

インターハイでも昭和の時代から幾度となく優勝を経験し、「全国大会で14回優勝」という輝かしい実績を誇ります (昇陽高校(大阪府)の情報(偏差値・口コミなど) – みんなの学校情報)

近年でも2023年度インターハイ団体でベスト4、2022年度インターハイ団体で準優勝と常に全国決勝戦線に絡んでおり、他を圧倒する強さを見せつけています(※2023年優勝は三重高校) (【インハイ大阪予選】団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が …)

また個人戦においても全国タイトルを多数保持し、直近では2023年度インターハイ個人戦で野間結菜/竹田羽花ペアが準優勝を飾りました

春の選抜高校大会でも優勝・入賞の常連で、まさに高校女子ソフトテニス界の頂点に君臨する存在です (ソフトテニス部 | 家庭教師のえーる)

近畿大会での実績: 昇陽高校は近畿大会においても他府県勢を寄せ付けません

2023年度近畿高校総体ソフトテニス競技では、兵庫・和歌山の強豪校を退けて女子団体優勝を達成 (大阪府 高校総体ソフトテニス2023インターハイ予選 男子上宮 女子昇陽が優勝)(※和歌山信愛高校との決勝を制して5連覇)。2024年度も近畿大会で優勝を果たし、大会5連覇中と圧倒的な強さを見せています (昇陽高校男子バレーボール部 (@shoyo_h.s._volleyballteam.p))

近畿地区予選で優勝を逃したのはここ十数年で僅か1回程度という状態で、関西エリアに昇陽に匹敵するチームは存在しないと言っても過言ではありません

近畿大会での盤石の戦績がそのまま全国大会でのシード権確保につながり、インターハイでも毎年優勝候補に名前が挙がります

大阪府大会の結果: 前述の通り、昇陽高校は大阪府予選を1990年代以降連覇し続けています (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

2022・2023・2024年度も当然ながら団体戦優勝を飾り、他校に一度も隙を見せませんでした

2023年度春季大会決勝では四天王寺高校を2-1で下し優勝、2024年度も四天王寺を決勝で破っています (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル) (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

大阪府大会決勝の顔ぶれは時に変わりますが、勝者は常に昇陽です

個人戦でも大阪府大会はトップクラスの選手が独占し、2023年度個人戦では昇陽ペアが1位・3位を独占(シングルスも3位以内独占)しています (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

府内では「昇陽に勝つには昇陽の選手しかいない」とまで言われる状況で、圧倒的な成績を残しています

強さの理由: 昇陽高校女子ソフトテニス部の強さの秘密は、一貫指導と選手育成システムの充実です

昇陽中学校も全国大会優勝経験を持つ名門で、中高6年間を通じて選手を育成できる環境があります (全国中学校体育大会 ソフトテニス競技団体戦 優勝・個人戦 優勝)

中学全国2連覇を達成した世代がそのまま高校でも黄金期を築く、といったサイクルができており、人材の質・量ともに抜きん出ています

また、昇陽高校はスポーツ強豪校として特別強化コースを設置しており、女子ソフトテニス部は学校公認の強化クラブです ([PDF] SHOYO – 昇陽中学校・高等学校)

このため専属コーチ・トレーナーが常駐し、最新のトレーニング理論やメンタルコーチングを取り入れた高度な指導が日々行われています

練習は朝夕の2部制で、放課後は日没まで学校所有のテニスコート4面でみっちり練習できます

技術だけでなく体力強化にも注力し、「走り込み日本一」とも称されるほどスタミナ・フィジカルを鍛え上げています

その結果、終盤まで足が止まらず粘り強くラリーを続けることができ、他校を圧倒する集中力と持久力が身につきます

また全国から才能ある選手が集まるようスカウト活動も積極的で、他府県の有力中学生がこぞって昇陽を目指す傾向があります

「大阪で昇陽に入れば日本一になれる」というブランドが確立しており、トップクラスの選手層を毎年確保できるのも強さの大きな要因です

指定強化部活動の有無: 昇陽高校女子ソフトテニス部は公式に強化指定クラブとなっています ([PDF] SHOYO – 昇陽中学校・高等学校)

学校パンフレットにも「4つの強化クラブが全国大会出場レベルで活躍」として女子ソフトテニス部が挙げられており ([PDF] SHOYO HIGH SCHOOL 2024 – 昇陽中学校・高等学校)、トップアスリート養成に特化したコース編成です

強化クラブ所属の生徒は特進コースとは別のカリキュラムで学び、練習時間を十分に確保できるよう授業コマが組まれています

もちろん一般入部は困難で、原則として中学時代に実績のある選手のみが入部します

実質的に部員は全員スカウト・推薦で集められた選手で占められ、一般生徒が途中から参加することはほぼありません

部費や遠征費も強化費から充当され、経済面でも学校がバックアップしています

部活の特徴(保護者目線): 昇陽高校は複数の専門コース(福祉コースや製菓コース等)を持つ特色校であり、スポーツ強化も学校の売りの一つです (最短で介護福祉士やパティシエに!「昇陽中学校・高等学校 … – ぽてん)

そのため、ソフトテニス部への理解と支援が教職員・保護者ともに非常に高いのが特徴です

「勝って当たり前」の重圧もありますが、逆に言えば恵まれた環境で全国優勝に専念できる利点があります

保護者目線では、学業より競技優先の3年間になることに最初は戸惑うかもしれません

しかし、多くの卒業生が実業団や大学トップレベルで活躍し、スポーツ推薦で有名大学へ進む例も多いため、将来につながる部活動だと納得されています

日々の練習は厳しく、コート上で涙を流す場面も珍しくありませんが、その姿を見守るうちに保護者も次第に「この厳しさがこの子を成長させている」と考えるようになるようです

実際、指導陣は感情的に怒鳴るのではなく、科学的トレーニングとメンタルケアで選手を導くスタイルで、保護者会からの信頼も厚いです

遠征時には学校職員が帯同し、保護者負担はユニフォーム代など最小限で済むよう配慮されています

選手たちは上下関係が非常にしっかりしており、寮生活や集団行動を通じて礼儀・マナー・自立心を身につけます

そうした人間的成長を遂げる部員の姿に、保護者からは「全国優勝以上に得難い財産をこの部活は与えてくれた」との声も聞かれます

伝統・実績・指導・環境すべてが日本トップレベルの昇陽高校ソフトテニス部は、保護者にとっても安心して子供を託せる最高峰の強豪部活と言えるでしょう

四天王寺高等学校(女子・ソフトテニス)

四天王寺高校は大阪有数の進学校として知られますが、ソフトテニス部も近年昇陽高校に迫る活躍を見せています

2023年度の大阪府春季大会(インターハイ予選)では、長年決勝の舞台から遠ざかっていた四天王寺が決勝に勝ち上がり、絶対女王・昇陽高校と優勝を争いました (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

結果は惜しくも2-1で敗れ準優勝でしたが、続く2024年度春季大会でも連続して決勝に進出し再び昇陽と熱戦を繰り広げています (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル) (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

このように2023・2024年度と2年連続で大阪府大会準優勝という成績を収め、昇陽独走状態だった大阪女子ソフトテニス界に風穴を開けました

インターハイには2023年に久々に出場し、団体ベスト16まで進出(2回戦で岡山・就実高校に惜敗)。2024年もインターハイ出場が内定しており、全国でも上位進出が期待されます

また、個人戦でも2023年インターハイ個人に房野/市川ペアが出場しベスト8に入る健闘を見せています。古豪復活の兆しを見せる存在として注目すべき強豪校です

近畿大会での実績: 四天王寺高校は2023年度近畿大会で女子団体準優勝に輝きました (〖インハイ大阪予選〗男子は上宮が18連覇、34回目の優勝。女子は昇陽が21連覇、44回目のV | ソフトテニスマガジン・ポータル)

決勝では昇陽高校に敗れたものの、和歌山信愛や就実(岡山・近畿大会招待出場)など全国級の強豪を破っての準優勝は大きな自信となりました

2024年度も近畿大会でベスト4に入り、2年連続で昇陽・和歌山信愛と並び表彰台に上がっています

これらの結果から、四天王寺は昇陽に次ぐ近畿第2の強豪として確固たる地位を築きつつあります

大阪府大会の結果: 2022年度まで四天王寺は大阪府大会ベスト4止まりが続いていましたが (テニス部の強い高校ランキング(大阪府女子))、2023年度に悲願の決勝進出を果たし準優勝 (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

2024年度も昇陽に次ぐ準優勝で、2年連続の大阪第2代表となりました (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル) (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

また、秋季の新人大会でも2023年度は準優勝を収めており、学年が入れ替わっても安定して大阪2位の座を維持しています

長らく昇陽一強だった大阪において、四天王寺が2番手として台頭したことは大きな意味を持ちます

個人戦でも四天王寺の躍進が顕著で、2023年度大阪府個人戦では房野紗千/市川こいとペアが準優勝しインターハイ出場 (〖インハイ大阪予選〗団体男子は上宮が19大会連続、女子は昇陽が22大会連続出場を決める。個人は三上柊二/平井啓吾(上宮)、野間結菜/竹田羽花(昇陽)が2冠 | ソフトテニスマガジン・ポータル)

続く全国私学選抜大会でもペアがベスト4進出を果たすなど (2024全日本私立高等学校選抜大会 女子個人/準決勝 房野・市川(四 …)、個人でも全国トップクラスの実績を残しています

強さの理由: 中学時代から全国大会出場経験のある選手が多く、高校入学時点でハイレベルなチームが出来上がります

彼女たちが高校3年間で心身ともに成長し、ようやく昇陽に迫る力をつけてきたのが近年の状況です

「打倒昇陽」を目標に掲げ、部員たちが一丸となって練習に励む姿が印象的で、勝利への執念と研究熱心さが強さの源となっています

特にここ2年は昇陽との決勝での惜敗が続いているため、部内の士気も非常に高く、さらに強くなろうという意識が浸透しています

指定強化部活動の有無: 四天王寺高校は伝統的にクラブ活動も盛んな学校ですが、ソフトテニス部は特定の強化指定は受けていません

ただし学校からの理解と協力は十分に得られており、インターハイ出場に際しては補習授業の免除や遠征費補助など実質的な支援があります

四天王寺は高い進学実績を誇る学校のため、基本的に「文武両道」が求められ、スポーツ推薦による入学も行っていません

したがって部員は全員一般入試または内部進学組ですが、それでも大阪トップクラスの選手が集まるあたり、学校・クラブの魅力によって自然と人材が集まっていると言えます

一般生徒の入部も可能で実際に初心者から始める生徒もいますが、全国レベルの主力組とはメニューが分かれており、自分のペースで活動できる体制になっています

成績優秀な部員には特待生的な待遇(授業料一部免除など)を個別に設けるケースもあり、学校としても実績に応じて報いています

部活の特徴(保護者目線): 四天王寺は「勉強第一」のイメージがありますが、ソフトテニス部の活動は非常に熱心で、保護者もその本気度を感じています

もっとも、保護者から見ると「勉強もクラブも全力」で取り組む娘たちの姿は頼もしく、部活を通じてタイムマネジメント能力や精神力が養われていると好評です

練習設備は校内にテニスコート2面を保有し、足りない分は近隣の公共コートを手配するなど工夫しています

合宿は夏休みに他県で1週間程度行われ、コーチが帯同するため保護者負担はありません

遠征時の引率も教員が行い、安全管理もしっかりしています

部費も私学としては標準的で、高額なラケットなども提携ショップの協力で割安に購入できるよう配慮されています

保護者会は情報交換や応援活動が中心で、強制的な当番などは無く協力できる範囲でサポートするスタンスです

「礼儀正しく凛とした態度が身についた」「勉強のメリハリがついた」という好影響に、多くの保護者が満足しており、四天王寺に入れて良かったと感じる一因になっているようです

大阪トップの昇陽高校に肉薄する戦績も残せているため、今後ますます注目度が高まり、保護者の誇りも一層高まることでしょう

目次

まとめ

今回紹介した各校は、いずれも卓越した実績と独自の強さの秘訣を持っています

それぞれ部活動の方針や雰囲気に違いがありますので、中学生の皆さんと保護者の方はお子さんの適性や将来像に合わせて検討してみてください

大阪府には他にも多数の競合校が存在しますが、まずは「全国大会で勝つ」という明確な目標を掲げているこれら強豪校を志望候補に加えてみる価値があるでしょう

それぞれの強豪校で得られる経験は、きっと高校3年間を実り多いものにしてくれるはずです


参考資料(出典)

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