こんにちは!自己肯定感を高めるオンライン学習塾、Cheers!(@cheers.school)です。
大阪府の高校柔道界は、全国的にも屈指の激戦区です。
特に私立高校を中心に強豪校がひしめき、全国大会の常連校も多く存在します。
近年の傾向として、男子では東海大学付属大阪仰星高校が長年大阪をリードし、他校を寄せ付けない圧倒的な強さを見せてきました (大阪府のクラブ(部活)で選ぶ 高校一覧 (公立・国立・私立) | 家庭教師のえーる)。
女子では東大阪大学敬愛高校や四天王寺高校といった名門が伝統を築きつつ、他校も力をつけ群雄割拠の様相です (大阪府で柔道が強い高校はどこ?強豪校紹介|〖SPAIA〗スパイア)。
大阪府勢は全国大会でも上位入賞の実績があり、たとえば令和5年(2023年)のインターハイでは男子の東大阪大学柏原高校が団体準優勝、女子の四天王寺高校が団体5位(ベスト8)に食い込む健闘を見せています (大阪府のクラブ(部活)で選ぶ 高校一覧 (公立・国立・私立) | 家庭教師のえーる)。
個人戦でも全国優勝者や入賞者を輩出しており、大阪から将来のオリンピック選手が誕生する可能性も十分にあると言えるでしょう。
こうした背景には、各校の充実した指導体制や練習環境、そして中学段階からの有望選手のスカウト体制があり、大阪府の高校柔道は近年ますます活気を帯びています。
男子柔道部の強豪校

東海大学付属大阪仰星高等学校 – “大阪柔道界の王者、全国常連校”

東海大仰星高校は大阪府枚方市に所在し、柔道部は長年にわたり大阪トップクラスの実力を誇る強豪校です。
2016年の高校総体大阪予選で優勝し、この時点で11年連続・通算25回目のインターハイ出場を果たすなど、他校を寄せ付けない圧倒的成績を残してきました (大阪府で柔道が強い高校はどこ?強豪校紹介|〖SPAIA〗スパイア)。
直近でも令和4年のインターハイ(2022年)で男子団体3位に入賞するなど全国大会の常連であり (大会情報 – 全国高等学校体育連盟柔道専門部)、個人戦でも全国優勝者を輩出しています (大会情報 – 全国高等学校体育連盟柔道専門部)。
これほどの強さの秘密は、大学附属校ならではの充実した練習環境と指導力にあります。
OBの古根川実氏(全日本代表コーチ経験者)が在籍していたことからも分かるように、指導陣はトップレベルの経験者で固められており (大阪府で柔道が強い高校はどこ?強豪校紹介|〖SPAIA〗スパイア)、基本から高度な戦術まで徹底した指導が受けられます。
また、同校はスポーツ強化指定校でもあり、柔道部員にはアスリートコースで学ぶ生徒も多く在籍します。
練習専用の柔道場やウェイトトレーニング施設が整備され、朝夕の稽古や合宿も盛んです。
中学大会で活躍した有望選手を全国からスカウトする体制もあり、「強い選手がさらに強くなる」環境が整っています。
それでも 一般生徒の入部も可能 で、初心者であっても礼儀や基礎からしっかり指導を受けることができます。
ただし全国レベルを目指す部活のため練習は厳しく、文武両道で自己管理できる生徒が求められます。
保護者目線では、「礼儀正しく粘り強い人間」を育てる部活動と評判です。
礼節を重んじた指導の下、挨拶や生活態度もしっかり指導されるため、厳しい中にも人間的成長が得られる部活だと言えるでしょう。
興國高等学校 (男子) – 初心者も育てる総合力、伝統のスポーツ強豪校

近年の成績: 全国大会常連の東海大仰星に次ぐ実力校の一つです。
大阪府大会では優勝こそ逃しているものの、常に上位進出し団体戦ベスト8程度には顔を出しています。
2024年の大阪高校総体(インターハイ予選)では1回戦・2回戦と快勝し準々決勝まで勝ち上がりました
個人戦では90kg級で優勝者を出すなど、階級別でも優秀な成績を収めています
興國高校 柔道部ニュース(公式サイト)
特筆すべきは初心者の部(段外の部)での活躍で、興國は大阪大会の段外男子個人戦において第1回~第4回大会まで4連覇を達成しています
これは「中学まで柔道未経験でも、高校の3年間で鍛え上げて優勝できる」ことを示しており、育成力の高さが光ります
強さの理由: 興國高校はスポーツ名門校であり、柔道部もその例に漏れません。
強さの背景には「普通科アスリートアドバンスコース」など専門コースによる充実した練習時間と指導体制があります
大学並みの設備を備え、140畳の道場で日々稽古に励んでいます
指導方針は「心・技・体」のバランス重視で、礼儀や人間性の育成にも力を入れています
特に初心者の育成プログラムが充実しており、基礎体力作りから丁寧に指導するため未経験入部でも着実に力を伸ばせます
実際、「高校から柔道を始め、一生懸命に練習に取り組んできたことが結果につながった」と公式サイトで紹介されているように、入部時白帯だった生徒が3年時には大会で栄冠を掴むケースもあります
経験者には全国大会出場経験のあるコーチ陣が高度な指導を行い、攻撃的なスタイルと粘り強い寝技の両面を鍛えています
総勢50名以上の大所帯で、お互いに刺激し合いながら実力アップできる環境です
指定強化部活動の有無: 柔道部は学校公認の強化クラブで、毎年中学大会で実績のある有望選手をスカウトしています。
同時に、「高校から柔道に挑戦したい」という一般生徒の入部も歓迎しており、事実未経験で入った部員も多数活躍しています
初心者の場合もアスリートコースに所属して専門的に指導を受けることが可能で、やる気次第でレギュラーも目指せます
もちろん勉強と両立するコースも用意されているため、学業面とのバランスを考えつつ部活動に参加できます
部活の特徴(保護者目線): 興國高校柔道部は「面倒見の良さ」と「育成力」で定評があります
コーチ陣が初心者にも一から技を教えてくれますし、上級生が下級生をサポートする風土があります
保護者から見ると、未経験でも安心して子どもを任せられる環境と言えるでしょう
またスポーツ校らしく遠征や合宿も多く、仲間との絆を深めながら成長できます。
ただし練習は厳しく、本気で取り組まないとついていけない面もあります
部員たちは「全国制覇」を目標に掲げており、、勝敗にこだわる指導も行われます。
勝利至上主義になりすぎず人間教育にも力を入れる方針なので、礼儀正しくたくましい青年に成長してくれるはずです
「柔道を通じて強く大きく成長してほしい」と願う保護者には魅力的な部活動でしょう
金光藤蔭高等学校 (男子) – 充実の道場設備、着実に力を伸ばす新進気鋭

実績: 金光藤蔭高校(大阪市住吉区)は、ここ数年で急速に頭角を現してきた男子柔道の新興強豪校です
2022年頃から大阪府大会で上位進出が目立ち始め、2023年の大阪大会では個人戦60kg級・66kg級で優勝者を輩出するなど輝かしい成績を収めました
家庭教師のえーる(大阪府 強豪校一覧)
また同年の大阪府予選では団体戦決勝に進出し、伝統校に肉薄する実力を示しています
全国大会での表彰台経験こそまだありませんが、着実に力をつけています
強さの理由: 躍進の背景には徹底した強化育成体制があります。
2010年代後半から学校が柔道部強化に力を入れ始め、大学や実業団出身の指導者を招聘して練習メニューを刷新しました
フィジカルトレーニングや食事指導にも科学的アプローチを取り入れ、選手の体づくりを強化しています
加えて、中学柔道大会で上位の選手を積極的にスカウトし、全国から有望株が集まり始めました
これにより部員層が厚くなり、主力選手だけでなく控えにも実力者が揃うなどチーム全体の底上げが図られています
成果として大阪府大会で次々とタイトルを獲得し、強豪ひしめく大阪で急速に存在感を高めました
指定強化部活動の有無: 柔道部は学校公認の強化クラブで、スポーツ特待生の受け入れも行っています
一般入部も可能ですが、基本的には全国大会を目指すハイレベルな選手が中心です
入学後に初心者として柔道部に入るケースはほとんどなく、全員が何らかの大会経験者です
練習は朝夕の稽古に加え、ウエイトトレーニングや研究練習も取り入れる本格的な内容で、部員たちは文武両道で頑張っています
部活の特徴(保護者目線): 金光藤蔭の柔道部は、「勢いがあり面倒見の良い部活」です
創部以来初の全国制覇を目標に掲げ、部員たちは明るく前向きに練習しています
指導陣は選手とのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりの個性に合わせた指導を心がけています
そのためか部内の雰囲気は和やかで、上下関係も良好です
保護者から見ると、新興の強豪校ゆえにOB・OGネットワークなどはこれからですが、その分学校全体でバックアップしてくれる印象があります
試合会場ではコーチが細かく指示を飛ばし、選手たちも声を掛け合っている姿に、チームワークの良さと面倒見の良さを感じられるでしょう
近畿大学附属高等学校 (男子) – 文武両道で鍛える伝統校、重量級にも強み

近年の成績: 近畿大学附属高校(近大附属)は文武両道の進学校でありながら、柔道でも高い実績を持っています。
2023年の大阪府大会団体戦では第4位に入りベスト4進出を果たしました
個人戦では2023年に男子100kg級で優勝者を輩出し、2022年には男子73kg級優勝と、比較的重量級の選手が大阪大会を制しています
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近畿大会や全国大会への出場経験もあり、特に個人戦で全国高校選手権出場者を出すなど存在感を示しています
毎年インターハイ大阪予選でも上位に名を連ね、安定して強豪として名が挙がる伝統校です
強さの理由: 近大附属の強さの秘訣は、大学附属ならではの文武両道の環境にあります
日頃は勉学にも力を入れつつ、放課後は集中して柔道の稽古に取り組むメリハリの利いた部風です
近畿大学からのバックアップやコーチ派遣もあり、最新のトレーニング理論を採用しています
重量級に強みがあるのは、体格に恵まれた生徒をスカウトし、大学のトレーニング施設で筋力強化に励んでいるためです
実戦練習では乱取りだけでなく、他校との合同練習やOBとの稽古も盛んで、「近畿トップクラスの高校生たちと日々鍛錬できる恵まれた環境」が整っています
監督・コーチ陣は全日本クラスで活躍した経験者が揃い、基礎の足腰づくりから高度な投技まで丁寧に指導します
選手それぞれの長所を伸ばす指導方針で、例えば投げ技が得意な選手には切れ味を磨き、寝技が武器の選手には徹底的に抑え込みの精度を上げるといった強化を行っています
指定強化部活動の有無: 柔道部は学校の部活動の中でも強化指定に近い扱いで、スポーツ推薦で入学する生徒もいます
ただ、近大附属全体として勉強との両立を重視する校風のため、純粋な体育科校ほどの“体育会色”は強くありません
一般入学生でも柔道部に所属しレギュラーを狙うことは可能で、実際に中学まで無名だった選手が高校で力を付けて主力になった例もあります
強化指定クラブというより「伝統ある運動部」といった位置づけで、誰にでも門戸は開かれています
ただし入部後は成績不振だと練習時間の制限がかかることもあり、文字通り文武両道で頑張る姿勢が求められます
部活の特徴(保護者目線): 近大附属高校柔道部は、“勉強も部活も手を抜かない”硬派な部活です
保護者から見ると、スポーツだけでなく学業もしっかり見る学校なので安心感があります
日々の練習は厳しいですが、夜遅くまでではなく塾や自宅学習の時間も確保できるよう工夫されています
OB・OGに警察や教員として柔道を続けている方も多く、将来を見据えた進路相談なども部のネットワークで支援してもらえます
遠征時も帯同教師が学習プリントを用意するなど面倒見が良く、合宿では礼法や集団生活のルールも学ばせてくれます
試合では重量級の選手が多い分、豪快な一本勝ちが出ることも多く観戦しがいがあります
保護者同士も仲が良く、試合応援や差し入れなど協力的です
総合大学の附属校という安心感も含め、「勉強と柔道を両立させたい」というご家庭にマッチした部活動だと言えるでしょう
女子柔道の強豪校(私立)TOP4

東大阪大学敬愛高等学校 (女子) – 大阪女子柔道の女王、全国制覇の実績あり

近年の成績: 大阪の女子柔道と言えばまず名前が挙がるのが東大阪大敬愛高校です
2014年のインターハイ女子団体で初優勝を飾り、日本一に輝いた実績を持ちます
それ以降も全国大会の常連で、近年(2021~2023年)でも大阪府予選団体戦3年連続優勝を成し遂げています
家庭教師のえーる(大阪府 強豪校一覧)
2022年・2023年の大阪府大会では個人戦全7階級中5階級で優勝者を出すなど圧倒的な層の厚さを見せつけました
2023年も団体戦優勝、52kg級・63kg級・78kg級で優勝するなど他校を寄せ付けない強さでした
全国高等学校選手権やインターハイでも上位進出の経験があり、2014年優勝時の監督は高校柔道史上初の女性監督による日本一として話題になりました
大阪のみならず全国トップクラスの強豪です
強さの理由: 強さの要因は、大学附属校としての恵まれた環境と伝統的な名門チームであることです
東大阪大学の系列という強みで、大学施設のトレーニング場やスポーツ科学の知見を高校生にも取り入れています
指導陣には平田勝美監督(2014年インターハイ優勝時の女性監督)をはじめ経験豊富な先生方が揃い、技術指導はもちろんメンタル面のケアも手厚いです
稽古では乱取りや打ち込みに加え、ウエイトトレーニングや走り込みでフィジカルを強化し、軽量級から重量級まで隙のないチームを作り上げています
全国優勝を経験した先輩方が培ったノウハウが蓄積され、勝つための伝統が受け継がれているのも大きな強みです
「常勝軍団」と言われるプレッシャーにも打ち克つメンタルトレーニングや、チームワーク向上のミーティングなども定期的に行われています
世界大会出場選手も輩出しており、そのOB・OGたちが練習を見に来て後輩を指導してくれるなど、縦のつながりも強固です
指定強化部活動の有無: 柔道部は指定強化クラブであり、全国から有力選手が集まります。
特待生やスポーツ推薦で入学する生徒が多く在籍し、部員の大半は中学時代から全国大会経験者です
一般入学生でも入部自体は可能ですが、実質的にはハイレベルな選手でチームが構成されているため、初心者や未経験者がレギュラーになるのは相当難しいのが実情です
もっとも、補欠や練習パートナーとしてであれば初心者も受け入れており、「まずは部内で力をつけたい」という生徒にも門戸は開かれています
部活の特徴(保護者目線): 東大阪大敬愛の柔道部は、女子とはいえ非常に鍛錬が厳しく「礼に始まり礼に終わる」日本伝統の武道精神を徹底しています
保護者から見ると、礼儀正しく粘り強い娘に成長する反面、練習についていくのは相当ハードだろうと感じるかもしれません
毎日長時間の練習と週末遠征が当たり前で、食事管理や減量など自己管理能力も求められます
ただ、その分全国優勝クラスの指導を受けられるメリットは計り知れません
大会での応援では、他府県の強豪校と互角以上に渡り合う姿に感動し誇らしく思えるでしょう
保護者会も活発で、遠征の支援や差し入れなどチーム一丸となったサポートがあります
進路面でも、大学柔道部や実業団への推薦など豊富な選択肢があり、トップレベルの選手には魅力的な環境です
「女子でもここまでやれる」という自立心と自信を身につけさせたいご家庭には最適な部活動です
大阪商業大学高等学校(女子) – 新星ながら全国ベスト8入りの実力校

大阪商業大学高校(大商大高校)女子柔道部は、ここ数年で急速に力をつけてきた新星です
2023年の全国高校総体(インターハイ)では大阪府代表の座を勝ち取り、初出場ながら女子団体5位(ベスト8)入賞を果たしました
これは大阪勢として近年で最高成績であり、一躍脚光を浴びる存在となりました
それ以前の2022年度も大阪府予選で第3位に入るなど着実に実績を積んでおり、2024年度にはついに大阪予選優勝も達成、全国有数の強豪ひしめく近畿大会でも上位進出を狙えるまでに成長しています
強さの理由:スポーツ専修コースによる徹底強化と世代交代の成功 – 大商大高校の母体は大阪商業大学で、同校はスポーツ専修コースを持つ高校です
柔道部員の多くはスポーツ専修コースに所属し、朝夕の練習から授業時間割まで競技力向上を最優先に組まれています
大学の付属校という利点を活かし、大学の柔道場設備を借りたり、トレーニング理論の講義を受けたりする機会も豊富です
また、近年は有力中学生の勧誘にも成功し、重量級の選手を中心に戦力が飛躍的にアップしました
その象徴がエースの上垣煌選手で、彼女はインターハイ個人78kg超級で3位に入賞するなど、全国トップクラスの実力者です
こうしたスター選手の台頭と、それに続く下級生の底上げがかみ合い、一気に団体戦でも全国ベスト8まで駆け上がりました
世代交代を見据え1年生から試合経験を積ませる起用法など、監督の采配も冴え、チーム全体の層が厚くなっています
指定強化部活動の有無(一般生徒の入部可否) – 柔道部は学校の特別強化指定クラブです
スポーツ専修コースへの在籍が事実上の入部条件で、全国大会を狙える実力者のみが集められています
一般コースの生徒や初心者が選手として入部するのは難しく、基本的には経験者限定の部活動と考えてよいでしょう
ただし部員数拡大に伴い、裏方として支えるマネージャー志望の一般生徒を受け入れるケースもあります
強化指定ゆえ、練習スケジュールは授業より優先されることもあり、学業両立には本人の努力が求められます
学校側も単位取得や進路指導で柔軟に対応してくれるため、柔道に専念しやすい環境ではありますが、「文武どちらも頑張りたい」という生徒よりは「高校3年間柔道漬けでも全国を目指したい」という生徒向きの部活と言えるでしょう
部活の特徴(保護者目線) – 大商大高校女子柔道部は、「快進撃を続ける勢いある部活」です
保護者から見ると、ここ数年での急成長ぶりは頼もしく、選手たちの自信に満ちた表情が印象的です
指導陣は大学と連携して選手のコンディション管理や栄養指導にも力を入れており、トップアスリート育成のノウハウが取り入れられています
遠征費用や合宿費用なども大学や後援会から支援があり、経済的な負担も比較的抑えられている点は有難いでしょう
部員たちは礼儀正しく学校生活も真面目に送っており、スポーツ推薦で入学しても勉強をおろそかにしない指導がなされています
実際、インターハイでの健闘後も気を緩めず、次の大会へ向けてすぐに練習を再開するなどストイックな姿勢が評価できます
親御さんにとっては、強豪校で我が子が揉まれて成長する姿を頼もしく感じると同時に、部の雰囲気が明るく仲が良い点にも安心できるでしょう
創部から日の浅い新興強豪校ゆえ、皆で歴史を作っている充実感が得られる魅力的な部活動です
大阪偕星学園高等学校(女子) – 人間性も磨く指定クラブで急成長中

大阪偕星学園高校女子柔道部は、ここ数年で大阪府内の上位常連となった注目校です
2023年の全国高校柔道選手権大阪予選では女子団体で第3位に入り、インターハイ予選や新人大会でもベスト4に名を連ねるなど安定した戦績を残しています
全国大会出場こそまだ果たしていませんが、各階級に有力選手を揃え近畿大会でも入賞者を輩出するなど着実に力をつけています
男女とも「全国大会・近畿大会で活躍すること」を目標に掲げて日々稽古に励んでおり、近い将来の全国切符獲得が期待されます
強さの理由:指定強化クラブによる徹底育成と人間教育 – 大阪偕星学園は柔道部を学校指定クラブとして強化しており、学校全体でバックアップする体制を敷いています
スポーツ進学コースの生徒を中心に構成されたチームで、中学時代に近畿大会や全国大会を経験した選手が多数入学
彼女たちを高校3年間で一流選手へと育成すべく、基本稽古から乱取りまで毎日妥協なく練習しています
朝練習では体幹トレーニングや走り込み、放課後は実戦的な乱取りや約束稽古を反復し、体力・技術の両面を強化
さらに大阪偕星学園の校風として「競技力だけでなく人間性も磨く」ことを重視しており、挨拶や礼法、掃除などの所作指導にも力を入れています
こうした人づくりの姿勢がチームの結束力を高め、試合でも粘り強さやひたむきさが発揮される原動力となっています
実際、個人戦では近畿大会で63kg級優勝者を出すなど成果が出始めており、部員の意識の高さと努力が強さにつながっているといえるでしょう
指定強化部活動の有無(一般生徒の入部可否) – 前述の通り柔道部は指定強化クラブに認定されており、基本的には経験者のみの少数精鋭チームです
スポーツコース以外の生徒や初心者の入部は原則想定されていません
ただし、人間教育も重視する学校方針からかマネージャー希望の生徒には門戸を開いており、実際に一般生徒がサポート役として部に関わることはあります
練習は年中無休に近いハードさで、長期休暇も合宿や強化練習が組まれます
学業面では補習や追試への配慮もありますが、部活最優先の生活になることは覚悟が必要です
部員や保護者もその点を了承の上で入部しており、「柔道漬けの高校生活」を送りたい生徒には最適の環境です
部活の特徴(保護者目線) – 大阪偕星学園高校女子柔道部は、「技と心を鍛える全人格的指導」が魅力の部活です
保護者の方々にとって嬉しいのは、部活動を通じて礼儀正しく責任感ある人格形成がなされることです
実際、部員たちは練習場の清掃や用具の整備も率先して行い、感謝の心を忘れません
また試合会場では大きな声で仲間を応援し、負ければ涙を流して悔しがるなど、まっすぐでひたむきな姿が印象的です
学校側も指定クラブとして手厚くサポートしており、専用のトレーニングルーム完備や怪我の際の病院提携など、安全面にも配慮しています
保護者会も定期的に開催され、遠征時の差し入れ準備や激励会などで父母同士の結びつきも強いです
まだ全国大会での実績はこれからとはいえ、娘さんが「心技体」をしっかり養える場として、多くの保護者から信頼を集めている部活動です
常翔学園高等学校(女子) – 安定した実力で上位進出を常連化

常翔学園高校は、東大阪大敬愛に次ぐ大阪女子柔道界の雄として知られています
近年の大阪府大会では常にベスト4に入り、2023年は東大阪大敬愛に次ぐ団体準優勝を果たしました
2022年も同大会で決勝まで進出し健闘しており、個人戦においても全国大会出場選手を輩出しています
例えば2022年のインターハイ大阪予選女子48kg級では、常翔学園2年の谷口茉輝選手が優勝して全国大会への切符をつかんでおり、こうした活躍がチーム全体の士気を支えています
強さの理由: 常翔学園の強みは、安定した指導体制と「文武両道」を掲げる学校風土です
全国大会での個人優勝者も過去に輩出しており(2005年全国高校柔道選手権48kg級優勝者など)、長年にわたり強豪としての地位を築いてきました
経験豊富な指導者が基礎から丁寧に鍛え、選手層の底上げを図っているため、大会ごとに複数階級で上位入賞者を出せる層の厚さがあります
また、他競技でも実績ある常翔学園グループのネットワークを活かし、有望中学生のスカウト活動や進路支援も盛んです
設備面でも学校内に専用の柔道場を完備し、最新のトレーニング器具を導入するなど選手強化に余念がありません
指定強化部活動の有無: 常翔学園高校では柔道部は準強化指定的な扱いで、スポーツ推薦入学制度もあります
実際に柔道を含む運動部を対象とした「スポーツコース」や特別指導カリキュラムが存在し、競技力向上と学力維持の両面でサポートされています(公式サイトにもスポーツコースの記載があります)
一般生徒の入部も歓迎しており、初心者から経験者まで幅広い部員が在籍しています
とはいえ全国レベルの主力選手は中学時代から活躍していた推薦組が多く、初心者がレギュラーになるには相当の努力が必要でしょう
しかし部内には先輩が後輩を指導する文化が根付いており、初心者でも基礎から学び着実に力を付けられる環境です
保護者目線での部活動: 常翔学園は学業にも力を入れる進学校としての一面もあり、「勉強と部活を両立させたい」という保護者にも人気があります
柔道部の練習は平日放課後と週末に計画的に行われ、メリハリのある生活習慣が身につくと評判です
指導陣は選手の成績管理にも配慮し、テスト前には自主学習時間を確保するなど、生徒の将来を見据えた指導をしています
保護者にとっては、全国大会常連の強豪校でありながら大学進学実績も良好な点が魅力でしょう
実際、2016年には男子部員が全日本ジュニア優勝を遂げていますし、女子も安定して近畿大会ベスト8に入るなど実力を発揮しています
お子さんが常翔学園柔道部に所属すれば、高い競技力と人間的成長、さらに進学のチャンスも期待できると言えます
まとめ
以上、男子4校・女子4校の強豪校について最新の戦績と部活動の特徴を紹介しました
大阪府の私立高校柔道部は、全国大会で勝利を狙えるハイレベルな環境が揃っています。
それぞれ指導方針や雰囲気に違いがありますので、中学生の皆さんは自分に合った学校・クラブを見極めてください
保護者の方もお子さんの将来像を思い描きながら、柔道を通じた高校生活をサポートしてあげてくださいね
大阪から次なる日本一が生まれることを期待しています
他のスポーツも紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご一読くださいね!
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Sources:
- 大阪府 高校柔道大会 結果・強豪校に関する情報( 家庭教師のえーる )
- 東海大仰星高校 柔道部の全国大会実績( 枚方つーしん)
- 興國高校 柔道部ニュース(公式サイト kokoku.ed.jp)
- 大阪高体連柔道専門部 公式発信(Instagram速報 instagram.com)
- 東大阪大敬愛高校 柔道部の全国優勝実績( SPAIA)
- 常翔学園高校 大会結果( 家庭教師のえーる)
- 大阪商業大学高校 柔道部 大会結果( 家庭教師のえーる)