こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!(@cheers.school)です
教育費の負担が年々増加している現代では、進学を諦めざるを得ない子どもたちが増えています。
しかし、そんな中でも、中学生を対象にした給付型奨学金を提供している民間財団が存在することをご存知でしょうか?
このような奨学金は数が限られているため、知らないままチャンスを逃してしまう家庭も少なくありません。
特に、小中学生の保護者にとって、経済的支援は子どもの未来を切り開くための重要な手段です。
似鳥国際奨学財団とは?
この中でも特に注目すべきは、公益財団法人 似鳥国際奨学財団です。この財団は、株式会社ニトリホールディングスの代表取締役会長である似鳥昭雄氏の私財を元に設立されました。
「経済的な理由で学業を諦める子どもたちを一人でも減らしたい」という似鳥氏の強い信念が、この奨学金制度の基盤となっています。
中学生向け奨学金の概要
似鳥国際奨学財団が提供する中学生向け奨学金は、返済不要の給付型奨学金です。
月額3万円が1年間支給され、年間170名もの中学生が支援の対象となります。
この奨学金の大きな特徴は、対象がひとり親家庭に限定されていること。
経済的負担が特に重い家庭に手を差し伸べることで、多くの子どもたちに学ぶ機会を提供しています。
募集期間と給付期間
2025年度上期の募集期間は、2024年9月13日から11月7日13:00まで。
奨学金の支給期間は、2025年4月から2026年3月までとなっています。
ただし、支給期間中に中学校を卒業する場合、その月までの支給となります。
応募を検討している方は、スケジュールを確認し、締切を逃さないよう注意が必要です。
中学生以外の奨学金
似鳥国際奨学財団は、中学生だけでなく、高校生や大学生、さらには来日留学生も対象とした奨学金制度を設けています。
例えば、高校生には月額3.5万円、大学生には月額5~8万円が支給され、留学生には同じく月額5~8万円が提供されます。
どの奨学金も返済不要であり、支給条件を満たしていれば、複数年にわたり支援を受けられるのが特徴です。
選考スケジュール
中学生向け奨学金の選考スケジュールは次の通りです。
- エントリー選考
応募者情報の登録とWEB願書の提出が必要です。締切は2024年11月7日13:00まで。 - 二次選考
WEBテストおよび性格検査が実施されます。実施時期は2024年11月を予定しています。 - 三次選考
書類審査およびオンライン面接が2024年11月から12月に行われます。 - 結果通知
最終結果は2025年2月に通知される予定です。
選考は公平で、学業成績や家庭の経済状況、志望動機などが総合的に評価されます。
応募・エントリー方法
応募は、似鳥国際奨学財団の公式ウェブサイトを通じて行います。
まず、募集要項を確認し、応募資格や必要書類を用意してください。
その後、応募者情報を登録し、WEB願書を提出します。
必要な手続きは決して難しくありませんが、締切を過ぎると応募できなくなるため、早めに準備を始めることをおすすめします。
学ぶ楽しさを教える奨学金
奨学金の支給は、経済的なサポートだけではなく、子どもたちに「学ぶ楽しさ」を教えるきっかけにもなります。
親が学びに対する前向きな姿勢を見せることで、子ども自身も学ぶことへの興味を持つようになります。
例えば、親子で一緒に読書をしたり、科学館や歴史博物館などに足を運んだりするのも良い方法です。
このような経験を通じて、「学ぶって面白い!」という感覚を子どもに伝えることができます。
よくある質問
Q1. 他の奨学金と併用できますか?
A1. 他の給付型奨学金との併用は可能です。ただし、詳細は募集要項を確認してください。
Q2. ひとり親家庭の定義とは?
A2. 父母のいずれか一方と生計を共にしている家庭を指します。
Q3. 奨学金の使い道に制限はありますか?
A3. 基本的に学業に関連する費用に使用することが推奨されています。
結論
似鳥国際奨学財団の奨学金は、経済的困難を抱える家庭にとって大きな助けとなります。
月額3万円という支援は決して小さくなく、子どもたちが安心して学業に励むための重要な支えです。
ぜひ、この機会を活用し、子どもの未来を広げる一歩を踏み出してください。