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大阪府私立高校【偏差値アップ】ランキング10選 ~入学時から卒業時で伸び幅がスゴい学校~

こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!(@cheers.school)です

今回は大阪府の私立高校(高校入試を実施している学校)を対象に、「偏差値の伸び率」ランキングTOP10を発表します。

大阪府では、2024年度から私立高校の授業料を段階的に無償化し、2026年度には完全無償化を実現する予定です。これにより、所得や世帯の子どもの人数に関係なく、全ての家庭が授業料の負担を軽減できるようになります。pref.osaka.lg.jp

この大きな変化により、多くの保護者の皆様が「どの私立高校が自分の子どもに最適か?」と悩まれていることでしょう。教育環境や学習内容、進学実績など、選択肢は多岐にわたります。しかし、授業料の無償化により、これまで以上に多くの学校が手の届く範囲となり、選択肢が広がりました。

本記事では、授業料無償化の詳細とともに、保護者の皆様が「これは私が求めている記事だ!」と感じていただけるよう、各私立高校の特徴や選び方のポイントを徹底的に解説します。これからの教育環境を見据え、最適な学校選びの一助となる情報をお届けしますので、ぜひご一読ください。

高校入学時の学力レベル(偏差値)に対し、卒業時にどれだけ学力が向上したか(進学実績ベース)を比較しました。

保護者の皆さんにも納得していただけるよう、まずは評価基準を分かりやすく説明します😊

目次

評価基準とランキング算出方法 🎓📊

今回のランキングは「偏差値の伸びスコア」を軸に、以下の基準で作成しました(スポーツ・芸術系コースは除外しています)。

  • 偏差値A(入学時):高校入試時点での進研模試偏差値を使用(普通科など学術系コースの値を採用)。
  • 偏差値B(卒業時):卒業生の進学先大学の難易度を、河合塾全統模試などの偏差値データから算出。学部ごとの難易度も考慮しました。
  • 偏差値の伸びスコアC:BからAを引いた値が「伸び幅 (校長通信: 学力伸長度ランキング全国7位に) ほど「入学時より偏差値がアップした」ことを意味します。
  • 進学者数ベース:延べ合格者数ではなく、実際に進学した生徒数ベースで評価(可能な範囲で重複合格を排除し集計)。
  • 直近5年間の推移を重視:一時的な実績ではなく、この5年間で安定して学力向上傾向にあるかを考慮しました。過去数年の入試偏差値や大学合格実績の推移データも参考にし、信頼性を高めています。

以上を踏まえ、「入学時偏差値がそれほど高くないのに、卒業時には難関大学に多数合格している」学校ほど上位にランクインしています💡。

それでは、ランキングTOP10を発表します!

各校の入学偏差値(目安)と主な進学実績、そして学力向上のポイントを紹介していきます📢

10位.浪速高等学校(大阪市住吉区) – 幅広い進路で着実に力を伸ばす

入学時偏差値: 約60台前半(普通科文理コース)
卒業時偏差値: 卒業生の多くが産近甲龍・関関同立レベルへ進学(偏差値50~60前後)、難関国公立大合格者も輩出
偏差値伸びスコア: +5程度 (推定)

大阪の伝統校である浪速高校が第10位にランクイン。

中高一貫コースと高校募集コースを併設し、近年は進学指導にも力を入れています。

入学時は偏差値60前後と平均的ですが、卒業時には関関同立(関西学院大学など)へ延べ141名もの合格者を出すなど、着実に学力を伸ばしています。

浪速高校の強みは面倒見の良さと多様な進路サポートです。 (浪速高校の進学実績 – 大阪市 – みんなの学校情報)

放課後補習や少人数指導を取り入れ、学力アップを後押し。

部活動が盛んな学校ですが「勉強との両立」を徹底指導し、文武両道で実力をつける指導が功を奏しています。

中高一貫で先取り学習をした生徒と高校入学生が高校2年次に合流するカリキュラムも取り入れ、互いに刺激し合って伸びる環境です。

「有名進学校」というイメージはこれまで強くありませんでしたが、ここ5年間で関関同立や産近甲龍への進学者が増加傾向にあり、偏差値の推移もじわじわと上昇中。

部活生も含め、生徒全体の学力底上げに成功している点で評価できるでしょう👍

9位.履正社高等学校(豊中市) – スポーツ強豪校が進学実績も急伸 📈

入学時偏差値: 55~65程度(コース別:スーパー選抜~文理)
卒業時偏差値: 多くの生徒が産近甲龍・日東駒専レベルへ進学、一部は難関大合格(偏差値60超え)偏差値伸びスコア: +5~+7程度 (推定)

履正社高校は高校野球の強豪として有名ですが、実は近年、進学実績も伸ばしている注目校です。

入学時偏差値はコースによって差がありますが、トップの「スーパーアドバンスコース」で偏差値66前後。

卒業時には、大阪大学(看護)に2名合格、横浜国立大学や信州大学など国公立大に計16名が合格するなど、難関大進学者を着実に出し始めています​

riseisha.ed.jp

関関同立や産近甲龍といった私大にも延べ数百名規模で合格しており、進学先の偏差値も概ね50台後半~60程度と、入学時からのプラスが見込まれます。(履正社|中学・高校 進路実績)

履正社はここ数年で進学コースの新設・強化を行い、スポーツ推薦の生徒とは別クラスで難関大を目指す環境を整えました。

例えば医学部や難関理系志望者向けの課外講座を開講し、長期休暇中の勉強合宿も実施。

部活動が盛んな学校だからこそ、効率学習ノウハウや生徒の自己管理指導が行き届いており、短時間で学力を伸ばす指導法に定評があります。

実際、「履正社=スポーツ」のイメージは良い意味で変化しています。

2024年度は大阪大学に2名合格し、早稲田大学にも合格者を出すなど、難関私大への進学も視野に入る学校になりました。

偏差値ランキングでは府内で中堅上位ですが、進学実績の伸び率ではトップクラスの躍進ぶりと言えるでしょう👀​

original-star.com

8位.大阪女学院高等学校(大阪市中央区) – 英語教育と少人数指導で難関大へ ✨

入学時偏差値: 57~62程度(コース:文系・理系・国際バカロレア)
卒業時偏差値: 平均で偏差値60前後、難関国公立大合格者も輩出
偏差値伸びスコア: +7程度 (推定)

大阪女学院はミッション系の伝統女子校で、英語・国際教育に強みがあります。

入試偏差値は60前後ですが、卒業時には関関同立に延べ78名が合格(2020年度)​minkou.jpと、大半の生徒が偏差値60程度の大学に進学しています。

さらに近年は京都大学や大阪大学など旧帝大に合格者(各1名ずつ)を出す年もあり、最難関への挑戦者も育っています。

伸び率の秘訣:少人数制クラスによるきめ細かな指導と、英語教育を軸にした高い学習意欲の醸成です。

同校は英語スピーチやディベートなど探究型の授業が充実しており、「学ぶ楽しさ」を引き出す教育で知られます。

その結果、高校3年間で自主的に勉強に取り組む姿勢が育ち、難関大を目指す生徒が年々増加傾向です。

また、大阪女学院は関西でも珍しく国際バカロレアコースを併設。

IBコースから海外の名門大学に進学する生徒もおり、国内大学進学組にも刺激を与えています。

指定校推薦枠も豊富ですが、あえて難関大学一般受験に挑戦する生徒が多い点も、学校全体の学力向上に繋がっています。

入学時は中堅レベルだった生徒が、卒業時には「関関同立は当たり前、国公立大も狙える」レベルまで伸びるケースが増えており、英語力と合わせて総合学力がアップする学校と言えるでしょう💡

第7位:箕面自由学園高等学校 🆕✨ – 近年トップ公立高校の併願校として人気急上昇中 📈

入学時偏差値: 45~62程度(コース:文理・特進・S特進・SS特進)
卒業時偏差値: 平均で偏差値60前後、難関国公立大合格者も輩出
偏差値伸びスコア: +7程度 (推定)

入学時の偏差値帯は中堅レベル(コースによって偏差値45~62程度)ですが、卒業時にはそれを上回る難関大学への進学実績を残しており、在学中の偏差値伸びが顕著です。

実際、高校側の説明によれば「箕面自由は国公立大学の進学者が伸びており、2017年と比較すると5倍以上」もの国公立大進学者を輩出しています​

kaishinkan-blog.net

端的に言えば、生徒の学力を大きく伸ばしている高校だと言えるでしょう​

この学力伸長の背景には、同校の手厚い進学指導と生徒主体の学びへの改革があるとされています。

例えば、校長先生自ら「受験指導ありきではなく、『一人ひとりの東大』を目指させる」方針を掲げ、生徒の意欲を引き出す指導を行ってきたことが進学実績向上につながったとの評価があります​

kaishinkan-blog.net

偏差値60相当の学力を持つ生徒でも油断すれば大学受験段階で偏差値50相当になりかねない​中、同校では基礎学力の定着と自主的な学習姿勢を徹底することで大幅な底上げを実現しています。

その結果、進学実績はめざましいものがあります。

2024年度には現役生で国公立大学に152名(合計159名)が合格し、関関同立(関西の難関私大)にも462名が合格するなど、難関大学へ多数の進学者を送り出しました​

mino-jiyu.ed.jp

この国公立159名・関関同立472名という数字は、入学時の偏差値水準を考えれば驚異的で、同校の教育による偏差値アップの大きさを裏付けています。​

特に国公立大合格者数は数年前の5倍以上に増えており、現役合格率の高さ(例えば国公立合格者のうち95.6%が現役生​(mino-jiyu.ed.jp)から見ても、生徒一人ひとりが着実に力を伸ばして第一志望に合格していることが伺えます。

以上のように、箕面自由学園高校は入学時から卒業時までの偏差値伸長度が際立って大きく、大学進学実績の向上率という観点でトップクラスの評価を得ました。

今後も同校のさらなる躍進が期待されるところです。​

6位.追手門学院高等学校(大阪市中央区) – 中高一貫の相乗効果で難関大合格者が倍増

入学時偏差値: 約60程度(コース制なし・一括募集)
卒業時偏差値: 平均で偏差値65前後(関関同立への進学者多数)、京大現役合格者も輩出
偏差値伸びスコア: +7~+8程度 (推定)

中高一貫教育で知られる追手門学院高校もランキング入りしました。

高校入試組の偏差値はおおよそ60程度ですが、卒業時には関関同立へ延べ187名が合格し、難関国公立では京都大学に4名、大阪大学に2名が合格(いずれも2024年度、浪人含む)と、トップ層の躍進も目覚ましいです。

偏差値帯で見ると、卒業生の多くが偏差値65前後の大学に進学しており、入学時から確実にレベルアップしています。

伸び率向上の背景:追手門学院の強みは中高一貫の先取り学習手厚い進路指導です。

中学からの内部進学生と高校入学生が互いに刺激し合い、高2以降は混合クラスで難関大対策を行います。

近年は特に現役合格にこだわり、放課後の講習や勉強合宿を強化。

指定校推薦(系列の追手門学院大学含む)の利用者を抑え、難関大学一般受験に挑む文化が根付いてきました。

その結果、ここ5年で京大・阪大といった超難関への合格者数が倍増するなど進学実績が急上昇​。

高校入試偏差値自体も上昇傾向にありますが、それ以上に卒業時の進学実績の伸び幅が大きく、教育関係者から「お得な学校」と評価されるほどです。

先生と生徒の距離が近く相談しやすい校風も相まって、一人ひとりの潜在力を最大限に引き出している学校と言えるでしょう👍

5位.常翔学園高等学校(大阪市旭区) – 医歯薬系への躍進で偏差値アップ✨

入学時偏差値: 55~65程度(文理進学~スーパーコース)
卒業時偏差値: 平均で偏差値63前後(関関同立・産近甲龍が中心)、医学部・難関大合格者も増加中
偏差値伸びスコア: +8前後 (推定)

常翔学園(旧・大阪工大附属)高校は、ここ十年ほどで進学実績を大きく伸ばした学校です。

入学時の偏差値帯はコースによりますが、中堅クラスの生徒でも卒業時には関関同立レベルまで成績が向上する傾向があります。

例えば2024年度は、関関同立に462名もの大量合格者を出し、京都大学に1名、大阪大学に4名の合格者を輩出。

早稲田大学にも4名が合格するなど難関私大への進学者も増えています​

minkou.jp

医学部医学科や薬学部など難関学部への合格者数が年々伸びており、私立の大阪医科薬科大に11名、国公立の医学部医学科にも複数合格(大阪公立大学医学部1名など)。

学年全体の偏差値分布が底上げされ、医歯薬系を志望できる上位層の厚みが増したことが、偏差値伸び率向上に直結しています。

伸長の理由:常翔学園は大学附属校のメリットを活かしつつ、進学塾との連携や特別講座で難関大対策を強化しています。

難関大コースの生徒には放課後に河合塾講師による講義を行い、独自教材で演習量を確保。

加えて、医療系志望者対象の特別カリキュラム(解剖学講座や医療ボランティア体験など)で学習意欲を高めています。

その成果は顕著で、ここ5年で関関同立合格者数は飛躍的に増加しました(例えば関西大学合格者は2022年118名→2024年198名に増加)​

入学時は中堅だった生徒が難関私大レベルに到達するケースも多く、生徒の成績を上げきる指導力が評価できます。

部活動が盛んな学校ですが文武両道の校風が根付き、「入ってから伸びる学校」として大阪でも注目度が高まっています。

4位.開明高等学校(大阪市城東区) – 名門進学校へと飛躍した“お得な”理数校

入学時偏差値: 66前後(文理科・6年編入コース)
卒業時偏差値: 平均で偏差値68程度(旧帝大・難関私大への合格多数)
偏差値伸びスコア: +10程度 (推定)

開明高校は、かつては中堅校でしたが近年めざましい発展を遂げた私立高校です。

入学時の偏差値は66程度と大阪府内私立で25位前後​ですが、卒業時には京都大学に現役・浪人合わせて18名合格(2024年度)​minkou.jp、大阪大学にも毎年多数が合格するなど、最難関大への実績が充実しています​

難関国公立大・医歯薬系合格者の偏差値は70を超えるため、トップ層は入学時より偏差値+5以上、学年平均でも+10前後の伸びが見られる計算です。

伸び率No.1の秘訣:開明は全生徒が理数コース履修というユニークなカリキュラムで、高い思考力を養います。

「大阪貿易学院」という商業学校から理数進学校へと1990年代に改革して以来、先進的な教育手法を積極導入。

難関大に合格した卒業生によるチューター制度や、放課後の個別質問対応室を常設するなど、生徒が自ら伸びるためのサポートが手厚いです。

私自身、そろばんの試験で大阪貿易学院へは、よく自転車で試験を受けに行きましたね。。

また、6か年一貫教育の強みもフル活用。

中学からの内部進学生と高校入学生が高2で合流する際、高校組には中高一貫組に追いつくための特別補習を実施し、一貫組にも競争心を芽生えさせる工夫をしています。

こうした相乗効果で学年全体のレベルがアップし、「京大現役合格者数18名」という府内有数の実績に繋がりました​。

近年増えつつある総合型選抜などの新しい入試方式にも柔軟に対応しており、同入試方式による有名大学合格者数も増えています。

開明は今や大阪でも屈指の進学校ですが、入学偏差値自体はトップ層よりやや低め。

そのため「入りやすくて伸ばしてくれる学校」として人気が高まっています。

実際、東京大学に毎年現役合格者(2024年度は1名)を出すまでになっており​、在校中の努力次第でどこまでも伸びていける環境が整っています🚀

3位.清教学園高等学校(河内長野市) – 真の実力主義、“偏差値+12”の奇跡も生む進学校

入学時偏差値: 50台後半~60前後(コース制なし、中高一貫併設)
卒業時偏差値: 平均で偏差値70近く(旧帝大・早慶上理など難関大多数)
偏差値伸びスコア: +12以上 (推定)

清教学園高校は南大阪エリア随一の進学校であり、「入学時の偏差値以上に伸びる学校」の代表格です。

高校入試組の偏差値は60前後ですが、卒業時には京都大学に4名、大阪大学など旧帝大・一橋東工大合計12名もの合格者を出しています。

国公立大学現役合格者は卒業生の40%以上(153名/382名)にも上り​g-circle.jp、合格者の難易度から算出した卒業偏差値はほぼ70近くに達します。

入学から卒業までに偏差値で見て+10以上伸びる生徒も珍しくなく、中には入学時偏差値50台後半から関西屈指の難関大へ進学するケースもあります。

なぜここまで伸びる?:清教学園の校風は自由闊達でありつつ、自主自立を促す指導が特徴です。

部活や行事も盛んですが、メリハリある生活指導で生徒の自主的な学習習慣を確立。

特に進路指導面では「指定校推薦に頼らず実力で挑戦」を奨励し、生徒の意識が高いことが挙げられます。

難関大受験対策講座や少人数チュートリアルを開講しつつも、最終的には生徒の主体性に任せるスタンスが“地力”を養う秘訣です。

さらに注目すべきは徹底した定量評価とデータ活用

進研模試や河合塾全統模試の結果を分析し、個々の弱点補強プログラムを用意。

5年間の偏差値推移データを校内で蓄積しており、成績が停滞した生徒へのフォローアップも万全です。

こうした環境の下、清教学園は「入学時の学力帯に関係なく伸びる」として保護者からの信頼も厚いです。

実際、卒業生381名中147名が国公立大学へ進学(2023年)という際立った実績を残しています​

g-circle.jp

入学時には中堅だった生徒が難関大レベルに食い込む例が多数生まれており、「偏差値の伸び率」で見れば大阪府内でもトップクラスと言えるでしょう。

2位.興國高等学校(大阪市天王寺区) – “諦めない指導”で大化け、後伸びNo.1の男子校🔥

入学時偏差値: 40台後半~56程度(コース:キャリア~スーパーアドバンス)
卒業時偏差値: 平均で偏差値60台前半(難関私大・有名私大多数)、トップ層は偏差値70超の国公立大へ
偏差値伸びスコア: +15以上 (推定)

第2位は興國高校です!

かつてはスポーツの名門として知られた男子校が、近年は劇的な“学力伸長”を遂げています。

入学時偏差値はコースによりますが、進学系コースでも50台前半~中盤。

しかし卒業時には、京都大学に8名、大阪大学に5名、神戸大学に4名合格するなど、最難関国公立大に毎年のように合格者を送り出しています。

また早稲田大学に6名、同志社大学21名合格など難関私大にも強く、合格実績から換算した卒業時偏差値は大きく跳ね上がります。

まさに「後伸びできる高校」の代表格でしょう。

驚異的な伸びの理由:興國高校はここ10年で進学クラスの新設コース再編を行い、大学進学実績を飛躍的に向上させました。

特に難関大を目指す「アドバンスコース」「アカデミアコース」の生徒に対しては、学校が徹底サポート。

7時限授業+放課後講座で演習量を確保し、土曜講習や長期休暇中の特訓ゼミで弱点克服を図っています。

部活生であっても指定コースに入れば引退後に猛勉強する仕組みが整っており、「最後まで諦めない指導」が功を奏しています。

実際、『サンデー毎日』の分析によれば「大阪でここ10年で最も進学実績を伸ばした」とまで評価されるほどの躍進ぶり。

かつては“スポーツ校”だった同校が、今や東大・京大・阪大に合計9名合格(2024年)する進学校へと変貌しました。

卒業生の総数減少(以前の900名規模から現在680名ほど)に伴い、生徒の質(学習意欲)も向上しているとの分析もあります​

original-star.com

興國高校の素晴らしい点は、偏差値が決して高くない生徒でも切磋琢磨する環境でぐんぐん伸びるところです。

「男子校パワー」も相まってか、難関大合格者数の伸びは目覚ましく、偏差値伸び率では大阪No.1との呼び声も高いです​。学年平均で見ても入学時から偏差値+15以上の上昇は間違いなく、教育界から注目されています。

1位.大阪桐蔭高等学校(大東市) – 文武両道で最強伝説、“伸び率”もトップ🌟

入学時偏差値: 69前後(Ⅰ類コース)~70超(Ⅰ類EX)
卒業時偏差値: 平均で偏差値72程度(旧帝大・難関国公立大量合格)、トップ層は偏差値75前後(東大・京大レベル)
偏差値伸びスコア: +3~+5程度 (推定) ※元々の偏差値が高いためスコアは控えめ

堂々の第1位は大阪桐蔭高校です!

「偏差値の伸び率」という観点では入学時偏差値が既に非常に高いためスコア自体は小さくなりますが、それでも進学実績の伸び幅において他校を圧倒する存在として総合トップとしました。

大阪桐蔭は入学時の偏差値こそ大阪府トップクラスですが、卒業時にはそのままトップクラスをキープしつつ、更に難関大合格者数で記録的な伸びを見せています。

2024年度は京都大学に30名、大阪大学20名、神戸大学18名が合格し​original-star.com、旧帝大+神大の合格者数は実に68名にのぼりました​。

この数字は10年前と比べ大幅増で、「大阪の私立高校で過去10年間で最も進学実績が伸びたのが大阪桐蔭」と評されています​。

難関私大も強く、同志社大学に94名、立命館大学107名など多数進学​。

もはや卒業生の進学先偏差値は平均して72前後(関西では灘高校に次ぐレベル)といえます。

トップ校がさらに伸びた理由:一言で言えば文武両道の追求です。

全国的には野球やラグビーの名門として知られた同校ですが、その躍進とともに進学実績も大幅に伸ばしたと分析されています。

進学重視の「Ⅰ類」、部活動両立の「Ⅱ類」とコースは分かれているものの、両コース間で刺激し合いながら学力を高める風土があります。

特にⅠ類EXコースでは難関大現役合格を目標に掲げ、東大・京大模試への全員挑戦や、放課後の発展講座受講を義務付けるなど徹底した鍛錬を実施。

その結果、「関関同立止まりの学校」から「京大・阪大・神大にバンバン合格する学校」へと進化を遂げました​。

大阪桐蔭は在校生のモチベーション管理も上手です。

難関大合格者を学校内で盛大に表彰し後輩の刺激としたり、卒業生講演会で勉強法を共有したりといった取り組みも効果を上げています。

「日本一の部活校」が「日本有数の進学校」へと飛躍した背景には、生徒の頑張りを最大限伸ばす学校側のサポートがありました。

入学時からトップレベルの生徒が多いとはいえ、その才能を埋もれさせずさらに開花させる指導力は特筆ものです。

まとめ🎉:大阪桐蔭高校は入学時偏差値の高さゆえ伸び率スコア自体は控えめですが、進学実績という出口の成果では他を圧倒する伸びを示しています。

府内トップクラスの偏差値を持つ生徒を集めつつ、そのポテンシャルを最大限に引き出す環境が整っている点で、名実ともにランキング1位にふさわしいでしょう。

まとめ

以上、大阪府私立高校・偏差値伸び率ランキングTOP10を発表しました🎊。

入学時の偏差値だけでなく、3年間の指導でここまで生徒の学力を伸ばす各校の努力と工夫には驚かされますね。

進学実績は年によって変動もありますが、今回取り上げた学校は5年平均で見ても安定した伸び傾向にあります。

ぜひお子様の志望校選びの参考にしてみてください。

高校入学後、「入ってから伸びる学校」で大きく飛躍できるよう応援しています✨。

引用資料(References):

  • 【偏差値の伸びスコア算出】雲雀丘学園中高のブログ(東洋経済「学力伸長度」ランキングの定義)
  • 【浪速高校 進学実績】みんなの高校情報(2023年度 慶應 (大阪桐蔭高校進学実績2024|有名大学データリサーチ) 履正社高校 偏差値と大学合格状況】学校公式サイト(2024年度 大阪大学2名合格)
  • 【大阪女学院 進学実績】みんなの高校情報(2020年度 難関大合格者数)
  • 【追手門学院 進学実績】みんなの高校情報(2024年度 京大4名・旧帝大等2名・関関同立187名合格)
  • 【清風高校 進学実績】みんなの高校情報(2024年度 東大1・京大5・旧帝一工16・国公立122合格)
  • 【常翔学園 進学実績】みんなの高校情報(2024年度 関関同立合格者数の増加)
  • 【開明高校 進学実績】みんなの高校情報(2024年度 京大18名合格)
  • 【清教学園 進学実績】みんなの高校情報(2024年度 京大4・旧帝一工12合格)
  • 【興國高校 進学実績】有名大学データリサーチ(2024年度 東大・京大計9名合格、「ここ10年で最も進学実績を伸ばした」)
  • 【大阪桐蔭高校 進学実績】有名大学データリサーチ(2024年度 京大30・阪大20合格、「過去10年で進学実績が最も伸びた」)

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