こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!(@cheers.school)です
年末年始は家族で過ごす時間が増えるタイミングですよね。
旅行や帰省の予定があっても、どうしてもお家で過ごす時間は長くなるもの。
「何か面白い作品を子どもと一緒に見たいけど、どうせなら心に残るストーリーがいいな」と考えている方も多いかと思います。
そこで今回は、「中学生でもしっかり学べる内容」を中心に厳選した映画&ドラマ7作品を、7位→1位のランキング形式でご紹介します。
えぇ、もちろん独断と偏見のランキングです
一つひとつを“爆速で見たくなる一言”にまとめてみました
親子での映画・ドラマ鑑賞には、ただ楽しむだけでなく、「こんなふうに努力したら未来が開けるんだ」「人の思いやりって素敵だね」など、子どもの視野を広げる学びのエッセンスも詰まっています
家族で感想を語り合うと、それこそちょっとした“読書感想文”ならぬ“映像感想文”のような効果が期待できますよね。
では、さっそく7位から順にいってみましょう!
第7位:ドラマ『陸王』

老舗足袋屋が陸上シューズ開発!? 泥臭い挑戦が胸熱になるスポーツドラマ!
まず7位にランクインしたのは『陸王』。
舞台は足袋作りで長い歴史を持つ老舗企業が、時代の波に揉まれながらも「ランニングシューズ」という新たな領域に挑戦していく物語です。
- 学びのポイント
- 挑戦する姿勢:厳しい経営環境の中で、革新的な開発に挑む足袋屋の姿が、子どもたちに「やってみる価値がある」という勇気を与えてくれます。
- チームワーク:商談や製造工程で周囲と協力し合う姿は、社会科や技術科だけでなく、学校生活にもつながる気づきを得やすいですよね。
ドラマ版では一話ごとに引き込まれる展開があるので、「続きはどうなるの?」というワクワク感で家族揃って楽しめるはずです。いろんな苦労や葛藤を乗り越える“大人の背中”を描いている点は、お子さんが将来を考えるきっかけにもなるかもしれません。
第6位:映画『ドリーム(Hidden Figures)』

NASAで働く黒人女性数学者たちの奮闘劇! “努力と誇り”が詰まった衝撃の実話やで!
こちらは実話をもとにした作品で、舞台は1960年代、アメリカのNASA(航空宇宙局)。
黒人差別の激しかった時代に、女性たちが数学と物理の知識を武器に歴史を塗り替えていく物語です。
- 学びのポイント
- 人種差別の歴史:社会科や英語の授業でも取り上げられる公民的要素が強く、「なぜ差別があったのか」「それをどう乗り越えたのか」といった大切なテーマを考えるきっかけになります。
- STEM教育の先駆者:数学や計算技術で困難を突破していく彼女たちの姿は、理科や算数(数学)へのモチベーションアップに直結しやすいですよね。
ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、物語展開はテンポよく、主人公たちの奮闘に思わず胸が熱くなるシーンがたくさんあります。
家族みんなで「諦めない姿勢」の大切さを共有できる感動作です。
第5位:映画『サマーウォーズ』

ネットの世界が大パニック!? 家族みんなで力を合わせる痛快エンタメアニメ!
細田守監督の代表作のひとつで、インターネット上の仮想世界「OZ」が突然乗っ取られてしまう危機に、田舎の大家族と主人公が立ち向かう物語。
なんで冬休みに夏の話やねんと思いましたよね?さすがです。
- 学びのポイント
- ITリテラシー:SNSやオンラインゲームが身近な子どもたちだからこそ、「インターネットの便利さと怖さ」をエンタメとして楽しみつつ学べますよね。
- 家族愛・絆:どうやってトラブルを解決していくか、そして“家族みんな”というチームワークの在り方に焦点が当たるので、多世代で視聴しても盛り上がりやすいです。
描かれる世界観はファンタジー要素が強いですが、そこに流れている“現実との地続き感”が子どもにとっては魅力的。「仮想空間なのにこんなにリアル!?」と思いながらストーリーを追えば、自然とITの知識にも興味を持つきっかけになります。
第4位:ドラマ『下町ロケット』

町工場がロケット開発に挑む熱血お仕事ドラマ! モノづくり魂に火がつく!
池井戸潤氏の人気小説を原作にしたドラマで、中小企業がロケットエンジンの開発にチャレンジしていく物語です。
製造現場のリアルさや企業同士の駆け引きが描かれ、ドラマながらも“仕事の本質”を考えさせられますよね。
- 学びのポイント
- 技術と創意工夫:町工場という限られたリソースの中で、新たな技術を生み出そうと試行錯誤する姿勢は、理科の実験や自由研究などに通じるものがあります。
- 経営視点:資金繰りや特許、ライバル企業との競合など、実社会で起こりうる問題が次々と登場。経済やビジネスの入門編としても興味をそそられます。
全体を通して“熱血ドラマ”感が強く、子どもが「え、こんなことまでしちゃうの!?」とハラハラするシーンも多いです。家族で「この会社どうなるんだろう」と語り合いながら見ると、ドラマの展開を追いつつ社会勉強にもなるお得感があります。
第3位:映画『君の名は。』

時空を超えて入れ替わる!? 青春とミステリーが融合したロマンチック・ファンタジー!
新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』は、美しい映像と意外性のある展開が特徴ですよね。
主人公の男女が突然“夢の中で体が入れ替わる”現象に戸惑いながらも、徐々に引き寄せられていく物語。
- 学びのポイント
- 言葉の力・古典的背景:劇中に出てくる祭りや神社のシーンなど、日本文化や古典的要素が凝縮されており、国語や文化的な学習にも結びつきやすいです。
- 天文学・自然現象:物語のキーとなる彗星や、時間のズレを象徴する設定など、ちょっと天文分野への興味をかき立てられるかもしれません。
一見、少女漫画風のロマンチックなラブストーリーに思われがちですが、実はSF要素やミステリー的展開が盛り込まれた深い作品ですよね。子どもと一緒に「これってどういうこと?」と考察しながら見ると、新たな発見があるかもしれません。
第2位:映画『ワンダー 君は太陽』

顔に生まれつきの障がいを持つ少年の奮闘記。周りの人々の優しさや葛藤から“思いやり”を学べる感動作!
全世界的に話題となった感動作『ワンダー 君は太陽』は、主人公の少年オギーが生まれつき顔に障がいを抱えているという設定。
ホームスクールから一般の学校へ通うことになり、様々な人と関わり合いながら成長していくストーリーです。
- 学びのポイント
- 多様性への理解:見た目だけで判断される苦しみや、周りがどう受け止めるかなど、多様性やインクルーシブ教育の大切さを肌で感じられます。
- 家族や友人の視点:少年だけでなく、姉や友人たちが抱えている悩みや本音も丁寧に描かれているので、「相手の気持ちに寄り添うとは?」というテーマを深く考えさせられます。
見終わったあと、優しい気持ちになれる作品として根強い人気がありますよね。人と違うことを恐れず、自分なりの価値を信じて進む勇気をもらえるので、年末年始に家族で心温まる時間を過ごしたい方に特におすすめです。
第1位:映画『ビリギャル』

偏差値30台から慶應大合格の奇跡! 親子の絆と努力のすごさにガツンとやられる青春ストーリー!
満を持しての第1位は、日本の教育シーンで一世を風靡した実話ベースのサクセスストーリー『ビリギャル』。見た目はギャルの女子高生が、一念発起して偏差値30台から名門大学である慶應義塾大学に合格を目指す物語です。
- 学びのポイント
- 努力の成果:単に「頑張れ!」という精神論だけでなく、どのような学習方法が功を奏したかが具体的に描かれているため、子どもが勉強に対してリアルなヒントを得やすいですよね。
- 家族や先生のサポート:親の理解や塾講師の協力が不可欠だった点も描かれており、「一人で頑張るだけが全てじゃない」ことを感じられます。
この作品は、塾や家庭学習を頑張る子どもにとって「自分もやればできるかもしれない!」という大きなモチベーションになるはずです。苦手科目がある子も「やり方次第で克服できる」という具体的な希望を見いだしやすいので、年末年始の学習プランの後押しにもなるのではないでしょうか。
まとめ:心動かされる作品が、学びの入り口になる
以上、年末年始におすすめしたい映画&ドラマ7選でした。
- 企業が困難に立ち向かうヒューマンドラマ(『陸王』『下町ロケット』)
- 社会問題や差別を乗り越える奮闘劇(『ドリーム』『ワンダー 君は太陽』)
- ファンタジーやアニメを通じて世界観を広げる作品(『サマーウォーズ』『君の名は。』)
- 受験や学習意欲をかき立てる実話ベースのストーリー(『ビリギャル』)
どの作品も、ただエンタメとして楽しむだけでなく、子どもが主体的に「こういう分野について考えてみたい」と思えるようなヒントが散りばめられていますよね。
年末年始のお休みは、家族で一緒にソファに座って、時にはお菓子をつまみながら映像を鑑賞するには絶好の機会。
作品を見終わった後はぜひ感想を交換してみてください。
お子さんの意外な意見や着眼点に驚くかもしれませんし、「ここ、もう一回見たい!」と話が盛り上がることもあるでしょう。
感動で泣いたり、笑ったり、はたまた真剣に考えさせられたり。
こうした感情の動きが、子どもの心に深く刻まれ、後々の学びや意欲の土台になっていくんですよね。
もし「なんでここでこうなるの?」と疑問が出てきたら、ぜひみんなで議論してみてください。
それが自然と“探究学習”のスタートになるはずですよね。