こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です
勉強って、子どもにとっては難しいものですよね? 特に小中学生の時期は、遊びたい盛りだし、勉強の必要性もまだピンときていないかもしれません。
でも、親としては子どもの将来のことを考えると、やっぱり勉強してほしい…。 そんなジレンマを感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、勉強を強制せずに子どもが自主的に取り組むようになる育て方について、詳しくお話ししていきます。
子どもをその気にさせる
まず大切なのは、子どもの興味や関心を大切にすることです。 「勉強しなさい!」と言われて喜ぶ子どもはいませんよね?
むしろ、子どもが興味を持っていることから学びのきっかけを作ることが効果的です。 例えば、虫が好きな子どもなら、図鑑を一緒に見たり、観察日記をつけたりするのはどうでしょうか?
これって、実は理科の勉強につながっているんです。 子どもは楽しみながら、自然と知識を吸収していきますよ。
また、子どもの「なぜ?」「どうして?」という質問に丁寧に答えることも重要です。 子どもの好奇心を大切にすることで、学ぶことの楽しさを知るきっかけになるんです。
ただし、親が全て答えを教えるのではなく、一緒に調べる姿勢を見せることがポイントです。 「それ、おもしろい質問だね。一緒に調べてみようか?」と声をかけてみてはいかがでしょうか?
こうすることで、子どもは自分で答えを見つける喜びを知り、自主的に学ぶ姿勢が身につきます。
学ぶ姿勢を肯定する
次に大切なのは、子どもの努力を認め、褒めることです。 テストの点数だけでなく、取り組む姿勢や過程を評価することが重要ですよ。
「今日も頑張って勉強したね」「難しい問題に挑戦する姿、かっこいいよ」など、具体的に褒めることで、子どもは自信を持ち、さらに頑張ろうという気持ちになります。
ただし、過度な褒め方は逆効果になることもあるので注意が必要です。 子どもの努力を具体的に認め、成長を一緒に喜ぶ姿勢が大切なんです。
学習環境を整える
また、家庭での学習環境づくりも重要なポイントです。 テレビやゲーム、スマートフォンなど、誘惑がたくさんある現代社会。 集中して勉強できる環境を整えることが、自主的な学習につながります。
例えば、リビングの一角に勉強スペースを作るのはどうでしょうか? 子どもと一緒に、机や椅子、照明などを選んで、自分だけの学習スペースを作ることで、勉強へのモチベーションも上がりますよ。
ただし、完璧を求めすぎないことも大切です。 時には、子どもの好きな音楽を流しながら勉強するなど、リラックスできる環境作りも効果的かもしれません。
親子で一緒に学ぶ
さらに、親子で一緒に学ぶ時間を作ることもおすすめです。 例えば、夕食後の30分を「家族学習タイム」として設定してみてはいかがでしょうか?
子どもが宿題をする傍らで、親も読書や資格の勉強をする。 こうすることで、家族全員で学ぶ雰囲気が生まれ、子どもも自然と勉強する習慣が身につきます。
ここで大切なのは、親が「勉強しなさい」と言うのではなく、自ら学ぶ姿を見せること。 子どもは親の背中を見て育つと言いますが、まさにその通りなんです。
また、子どもの興味に合わせて、家族で博物館や科学館に行くのも良いアイデアです。 休日を利用して知的好奇心を刺激する場所に行くことで、楽しみながら学ぶことができますよ。
ただし、これらの活動を強制にならないよう注意が必要です。 「今度の休みはどこに行きたい?」と子どもの意見を聞きながら計画を立てることが大切です。
長期的な視点で忍耐強く見守る
最後に、長期的な視点を持つことも重要です。 勉強の習慣づけは一朝一夕にはいきません。 焦らず、じっくりと子どもの成長を見守る姿勢が大切なんです。
時には挫折することもあるでしょう。 そんな時こそ、親の出番です。 「大丈夫、きっとできるよ」と励まし、一緒に乗り越えていく姿勢を見せることで、子どもは困難を乗り越える力を身につけていきます。
まとめ
結論として、勉強を強制せずに子どもが自主的に取り組むようになるためには、親自身が学ぶ姿勢を持ち、その背中を見せることが最も重要です。
子どもにとって最も大切な勉強環境とは、そばにいる親自身が学習習慣を持っていることなんです。 自分自身が常に本を読み学習している姿を見せていることが、子どもの自主的な学習につながります。
親は何も努力せず子どもの指導を塾や家庭教師に丸投げして、言葉だけで勉強を強要しても効果はありません。 むしろ、家族全員で学ぶ雰囲気を作り、子どもの興味や関心を大切にしながら、一緒に成長していく姿勢が大切なんです。
皆さんも、今日から少しずつ、子どもと一緒に学ぶ時間を作ってみてはいかがでしょうか? きっと、素敵な変化が訪れるはずですよ。