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主体的に育てるために 子どもに〇〇を設定させよう

こんにちは

自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です

皆さん、お子さんの成長を見守るのって楽しいですよね?でも時々、「もっと頑張ってほしい」とか「こうなってほしい」って思うこともあるんじゃないでしょうか?そんな時、ついつい親が目標を決めてしまいがちですが、ちょっと待ってください!実は、子ども自身に目標を設定させることが、驚くほど効果的なんです。

「えっ、子どもに任せて大丈夫?」って思われるかもしれませんね。でも、安心してください。子どもたちは私たちが思っている以上に、自分の力を発揮する能力を持っているんです。

まず、なぜ子どもに目標を設定させることが大切なのか、考えてみましょう。

子どもが自分で目標を決めると、そのゴールに対する「オーナーシップ」が生まれます。つまり、「これは自分で決めたことだから」という意識が芽生えるんです。これって、すごく重要なポイントなんですよ。

例えば、「今度のテストで80点を取る」という目標を親が決めた場合と、子ども自身が決めた場合を比べてみてください。どちらの方が、子どもは真剣に取り組むと思いますか?そうなんです、自分で決めた目標の方が、断然やる気が出るんですよね。

実際、ある研究では、自分で目標を設定した子どもたちの方が、親や教師が設定した目標よりも、達成率が20%以上高かったという結果が出ています。これって、すごいことじゃないですか?

でも、ここで大切なのは、子どもに目標を設定させるからといって、親が手を引いてしまうわけではないということです。むしろ、子どもの目標設定をサポートする重要な役割があるんです。

まず、子どもと一緒に「今の自分」について話し合ってみましょう。「何が得意?」「何が苦手?」「何をもっと上手くなりたい?」といった質問を通じて、子ども自身に考えさせることが大切です。

そして、目標を具体的にイメージさせることも重要です。「勉強を頑張る」という漠然とした目標ではなく、「毎日30分は算数の問題を解く」といった具体的な行動目標を立てられるよう、サポートしてあげてください。

目標設定の際には、「SMART」という基準を意識すると良いでしょう。これは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字をとったものです。子どもと一緒に、これらの要素を満たす目標を考えていくことで、より実現可能な目標が設定できます。

例えば、「3ヶ月後の発表会で、ピアノの新しい曲を完璧に弾けるようになる」という目標は、SMARTの基準を満たしていますよね。具体的で、達成度が測れて、頑張ればできそうで、子どもの興味に関連していて、期限もあります。

目標が決まったら、その達成に向けてのプランを一緒に考えましょう。大きな目標を小さな段階に分けて、一つずつクリアしていく方法を考えると、子どもも取り組みやすくなります。

そして、何より大切なのは、子どもの努力を認め、励ますことです。目標達成の途中で挫折しそうになったり、思うように進まなかったりすることもあるでしょう。そんな時こそ、親の出番です。「よく頑張ってるね」「ここまでできたのはすごいよ」といった言葉かけが、子どもの自信とやる気を引き出します。

また、目標が達成できた時は、思い切り一緒に喜びましょう。「自分でできた!」という達成感は、子どもの自己肯定感を高め、次の挑戦への原動力になります。

ここで一つ、よくある誤解についてお話ししておきましょう。「子どもに目標を設定させる」というと、「何でも子どもの言うとおりにする」ということではありません。むしろ、子どもの興味や能力を考慮しながら、適切な範囲で目標を設定できるよう導くのが親の役割です。

例えば、「プロのサッカー選手になる」という大きな夢を持っている子どもがいたとします。この場合、「毎日30分練習する」「3ヶ月後の試合でゴールを決める」といった、より身近で達成可能な目標に落とし込むサポートをしてあげるのが良いでしょう。

最後に、目標設定の過程そのものが、子どもの成長につながることを忘れないでください。目標を考え、計画を立て、実行し、振り返るという一連のプロセスは、問題解決能力や自己管理能力を養う絶好の機会なんです。

子どもが自分で決めた目標に向かって頑張る姿は、きっと親の想像を遥かに超えるものになるはずです。その過程で培われる自主性、責任感、集中力は、将来の子どもたちの大きな財産となるでしょう。

今日から始めてみませんか?子どもと一緒に、ワクワクするような目標を設定する時間を持つことを。きっと、お子さんの新しい一面を発見できるはずです。そして何より、子どもと一緒に成長を喜び合える、かけがえのない時間となるはずですよ。

子どもたちの無限の可能性を信じて、一緒に素敵な未来を描いていきましょう!

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