こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です
さて、子供の成長と発達には、適切な栄養が欠かせません
特に小中高生の時期は、身体の成長だけでなく、学習やスポーツ活動など、エネルギーを多く消費するため、栄養バランスが非常に重要です
塾の生徒たちも、きちんと食事を摂取していない子ほど、集中力が続かない傾向にあります
今回は、サプリメント管理士でもあるわたしから、保護者の皆様が子供に取らせたいと考えるべき3つの栄養素について詳しく解説しますね
1. タンパク質
タンパク質は、筋肉や内臓、皮膚、髪の毛など、体のあらゆる部分を構成する基本的な成分です
子供の成長期には特に重要であり、筋肉の発達や免疫機能の向上に寄与します
また、ホルモンや酵素の生成にも必要不可欠な栄養です
日本の厚生労働省によると、12〜14歳の子供に必要なタンパク質の量は1日に約60〜70gとされています
タンパク質が不足すると、成長障害や免疫力低下の原因となる可能性があるため、日常の食事で意識して取り入れることが重要です
良質なタンパク質源には、肉類、魚、卵、乳製品、豆類、ナッツ類などです
例えば、朝食に卵を1個、昼食にチキンのサンドイッチ、夕食に魚のグリルを提供することで、バランスの取れたタンパク質摂取が可能です
どうしても補えない場合は、プロテインなどで補うようにしましょう
子供にプロテインは不安に思われる保護者様もいるみたいですが、アメリカ小児科学会(AAP)は、適切な量のプロテイン摂取が成長期の子どもにとって必要不可欠であり、健康な発育をサポートすることを明示しています
過剰摂取を避ければ、プロテインは安全で有益のようですね
また、AAPのガイドラインによれば、1歳から3歳の子どもは1日あたり約13gのプロテイン、4歳から8歳の子どもは約19g、9歳から13歳の子どもは約34gのプロテインが推奨されています
2. 魚油(オメガ3脂肪酸)
オメガ3脂肪酸は、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれ、脳の発達や視力の向上に寄与します
その昔、「魚を食べると〜 頭が良くなる〜♪」という歌が流行りましたよね
これらはまた、心臓の健康を維持し、抗炎症作用を持つため、全体的な健康維持に役立ちます
研究によると、オメガ3脂肪酸は注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状を軽減する可能性があると示唆されています
また、DHAの摂取は学習能力の向上にも関連しています(重要)
日本人の食生活では魚の摂取量が減少しているため、意識的な摂取が必要です
魚油は主に青魚(サバ、イワシ、サンマなど)に豊富に含まれており、子供に青魚を食べさせるのが難しい場合は、魚油サプリメントを活用するのも一つの方法です
3. 食物繊維
食物繊維は、消化器官の健康を保ち、便秘の予防に役立ちます
また、血糖値の急上昇を抑え、長時間の満腹感を維持するため、肥満の予防にもつながります
特に子供にとっては、免疫力の向上や肥満の防止だけでなく、栄養素の消化吸収を促進しエネルギーの供給を安定させてくれるところが重要です
2016年の「British Journal of Nutrition」によると、食物繊維の適切な摂取は、子どもの全体的な成長と発達に良い影響を与えることが示されています【British Journal of Nutrition, 2016】
まとめ
子供の成長にはバランスの取れた栄養が不可欠です
特にタンパク質、魚油、食物繊維の3つの栄養素は、身体の発育、脳の健康、消化器官の正常な機能を支えるために重要です
保護者の皆様には、日々の食事にこれらの栄養素を意識して取り入れるようにしてください!