こんにちは
自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です
推薦入試や総合型選抜入試は、公募推薦や指定校推薦といった形で進学先を決める方法です
入試のメリットや特徴、そしてお子さんにとっての選択肢についてお話ししますので、どうぞお楽しみに!
本題に入る前に、まずはこれらの入試方法について少し説明させていただきますね
推薦入試とは?
推薦入試は、学校が学力試験の結果だけでなく、生徒の学力以外の特別な能力や個性を評価し、合格者を決定する入試です
推薦入試では、生徒自身の成績や活動実績、志望動機などが重要視されます
学校ごとに異なる評価方法や出願条件があるため、詳細な情報を確認することが必要です
総合型選抜入試とは?
総合型選抜入試は、異なる学問分野や能力を総合的に評価し、入試の合否を決定する入試です
この入試では、学力試験のほか、面接や作文、実技試験なども行われることがあります
総合型選抜入試では、生徒の幅広い能力や潜在能力を評価するため、単に成績だけでなく、多角的な視点からのアピールが求められます
公募推薦とは?
公募推薦は、大学が公募する枠に応募し、その応募者の中から学校が選考する入試です
公募推薦では、大学が求める条件や応募書類の提出が必要となります
特定の学校や教育機関が公募推薦を行うことがあり、その場合は、その学校や教育機関の要件に合うような応募を行う必要があります
指定校推薦とは?
指定校推薦は、高校が指定した大学に推薦入試を受ける機会を提供する制度です
高校の教員などが生徒を推薦し、大学の推薦入試に参加することが可能となります
指定校推薦を受けるためには、高校側の推薦が必要となります
指定校推薦では、学校ごとに異なる出願方法や評価方法がありますので、詳細な情報を確認することが必要です
推薦入試のメリット
推薦入試は、学校の先生や指導者からの推薦を受けて受験する入試方法です。この方法のメリットは、以下の通りです。
1. 先生や指導者が自分の能力を知っている
推薦入試では、自分をよく知っている先生や指導者からの推薦が必要です
彼らはあなたの能力や成績を評価し、あなたの強みを的確に把握しています
このため、あなたの実力や可能性を正しく評価してくれるため、受験する学校に合った進学先を見つけやすくなります
2. 相対的に合格率が高い
推薦入試は一般入試と比べて志望校の合格率が相対的に高い傾向にあります
なぜなら、あなたを推薦してくれた先生や指導者が学校側と密接な関係を持っているため、あなたの進学先として選ばれやすいのです
推薦入試のデメリット
推薦入試のデメリットは、学校が推薦をお願いする生徒に対して特別な待遇をすることで、他の受験生との公平性が損なわれることです
推薦された生徒が入試で優遇されるため、他の受験生に比べて競争率が高くなり、公正な評価が行われない場合があります
また、先生から気に入られると有利といった、古典的な問題も未だに介在しています
総合型選抜入試のメリット
総合型選抜入試は、学校側が独自の選抜方法で入試を行う方法です
以下にそのメリットをご紹介します
1. 多様な評価方法で能力を測る
総合型選抜入試では、従来の試験のみならず、面接や作文、小論文、グループディスカッションなど様々な評価方法が用いられます
これにより、あなたの多面的な能力や個性が評価されるため、一般入試よりも自分の強みを活かしやすくなります
2. 自分の興味や将来の目標に合った学びができる
総合型選抜入試では、学校側があなたの興味や将来の目標に合わせたカリキュラムを提供しています
そのため、自分が本当に学びたいことや進みたい道に関連する科目を選択することができます
自分らしい進学先を見つけることができるでしょう
総合型選抜入試のデメリット
総合型選抜入試のデメリットは、学力以外の要素が評価されるため、学力の高い生徒が不利になる可能性があることです
例えば、総合型選抜入試では面接や作文などの個人面接が行われることがありますが、これらの評価方法は客観的な学力を測るものではなく、主観的な判断に左右されることがあります
また、高校生活での活動内容において、評価の対象となるボランティアや留学などの課外活動は、どうしても経済的に苦しい世帯の学生は不利益を被ってしまいます
アメリカの大学入試における問題点と同じですね
公募推薦と指定校推薦のメリット
公募推薦と指定校推薦は、学校側が推薦者を募集し、その推薦者を通じて入試を受ける方法です
以下にそのメリットをご紹介します。
1. 推薦者の支援を受けながら進学できる
公募推薦と指定校推薦では、推薦者との密接な関係を築くことができます
推薦者はあなたの進学先選びや学校生活においてのサポートをしてくれるため、安心して進学することができます
2. 選択肢が広がる
公募推薦と指定校推薦では、一般入試に比べて進学先の選択肢が広がる傾向にあります
推薦者が複数いる場合や複数の学校からの推薦を受けることができるため、自分に合った進学先を見つけやすくなります
公募推薦のデメリット
公募推薦のデメリットは、自己推薦のためのエッセイや自己PRの作成が必要なことです
自分自身をアピールするためには、時間と努力が必要であり、苦手な人にとっては負担になることがあります
また、エッセイや自己PRの内容や表現力が評価されるため、書くことが苦手な生徒にとっては不利になる場合があります
しかしなんといっても最大のデメリットは、公募推薦を実施している大学が少ないことにあるかもしれません
指定校推薦のデメリット
指定校推薦のデメリットは、志望校を限定されることです
指定校推薦では、生徒が推薦を受けることができる学校が限られており、自分の希望する学校と一致しない場合があります
そのため、指定校推薦の枠が豊富にある私立高校が有利となってしまいます
また、指定校推薦を受ける場合には、指定校の選択肢が他の受験校よりも少なくなるため、受験の幅が狭まるというデメリットもありま。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一般入試と比べて、推薦入試や総合型選抜入試は受験生にとって優れた選択肢となることがわかりました
公募推薦や指定校推薦を利用することで、受験生は自分の個性や特技を活かすことができ、大学進学の可能性が広がります
是非、お子さんと一緒に入試の選択肢を検討してみてください