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塾経営者は知っている 子供を不幸にしてしまう中学受験のデメリットとは

こんにちは

自己肯定感を高めるオンライン学習塾Cheers!の塾長のかつ師匠(@cheers.school)です

中学受験は、多くの家庭で教育の一大イベントとされており、近年は少子化にもかかわらずその数は都心部では増加傾向にあります。

しかし、この重大な決断が必ずしも子供たちの幸福につながるとは限りません。

本記事では、塾経営者の視点から、中学受験が子供たちにもたらす可能性のあるデメリットを詳細に解説します。

目次

デメリット①: 親子共にストレスが増加

中学受験を志す子供たちは、しばしば本心からではなく、親の意向によって受験するケースが多いです。

本来の意欲が伴わない中での学習は、子供にとって大きなストレスとなり、うつ病を含む精神的な問題が増える原因となっています。

親からは「あなたが選んだ道だ」と責任を押し付けられがちで、子供は苦しみながらもその状況から逃れることができません。

デメリット②: 費用の高騰

中学受験には、塾の授業料、季節講習、受験料、入学金といった複数の費用がかかります。

総額は150万円にも及ぶことが少なくありません。

これらの費用を教育以外の有意義な経験に投じる選択肢もあります。

デメリット③: 家族との時間の喪失

中学受験の準備は時間が非常に要求されるため、子供が家族と共有する貴重な時間が削られます。

特に夏休みなどの長期休暇は、遊びや家族旅行で新しい体験をするチャンスですが、勉強に追われることでこれらの機会が失われてしまいます。

デメリット④: 不必要な学習内容

中学受験では特殊算など、後の学業に直接関連しない内容を多く学びます。

これに費やされる時間を、英語など他の有益な学習に充てることも可能です。

デメリット⑤: 通学の負担

多くの中学受験生は遠方の学校に通うため、通学にかかる時間が長くなりがちです。

これが睡眠時間の減少につながり、成長期の子供には特に影響が大きいです。

デメリット⑥: 通学時の安全リスク

登下校の安全は、特に冬場の暗い時間帯や交通量の多いエリアでの移動が問題となります。

また、公共交通機関を利用する場合の痴漢などのリスクも心配されるポイントです。

まとめ

中学受験は、子供にとって多くのデメリットが伴います。

子供本人の意志と成績を十分に確認し、家族全員がその選択を支持する場合のみ受験を考えるべきです。

それ以外の場合は、子供たちにより幸福で健全な成長を促す選択を検討することをお勧めします。

勉強だけが子供の能力を伸ばすわけではなく、様々な経験から得られる教訓や知識が、人格形成には不可欠です。

家庭での支えと理解によって、子供たちは本当に必要な学びと成長を経験することができるでしょう。

中学受験を進める前に、もう一度、子供自身の幸福と将来を最優先に考えてみてください

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