こんにちは
オンライン学習塾Cheers!(@cheers.school)の塾長のかつ師匠です
さて、、中学生の指導をしていて、どうも本来の学力と試験本番の結果に乖離がある生徒について詳しく聞いてみると、やはり睡眠不足の生徒の割合が高いように感じてしまうんですよね。。。
今日はそのあたり、日頃思っていることを頑張って数式で表してみたいと思います
それではいってみましょー
睡眠不足では勉強以外にもパフォーマンスを100%発揮できない
です。はい。
これ、有名な臨床データがあるんですよね。
スタンフォード大学の教授が、大学のバスケット部の選手たちに対して調査した、睡眠時間とパフォーマンスの相関性についてのデータです
ダッシュ、フリースロー、3Pシュートややる気など、多くの項目について睡眠延長のほうが数値がいいことがわかります
実はこれ、普段の睡眠は8時間で調べてあるんですよね
つまり、8時間睡眠よりもさらに延長したほうが、パフォーマンスが良くなっているということ
いわんや6時間睡眠となると、これはもう悲惨なデータとなります
6時間睡眠が2週間続くと、なんと2日感徹夜したときと同じパフォーマンスとなるというデータがこちら
こうなってくると、「勉強するくらいなら寝なさい!」となりそうですよね(笑)
睡眠時間を削って勉強するのはなぜ愚の骨頂なのか?
さて、受験生が焦る気持ちから試験直前に夜を徹して勉強したい気持ちはわかります
しかし、睡眠時間がいつもより2時間少ないことで仮に10%パフォーマンスが落ちるとすると、本番では実力の90%しか出せないことになりますね
これがいわゆるケアレスミスや、数学の解き方が浮かんでこない状態だと考えられます
では、3年生になるまで今まで勉強してきた総時間はどのくらいでしょう?
学校でやる5教科の勉強が4時間とすると、4時間×5日×4.5週×12ヶ月×3年間で、少なく見積もって3600時間となりますね
テスト前だからという理由で、睡眠時間を2時間削って勉強しても、その結果3600時間の10%を発揮できないとなると3600×0.1=360時間のパフォーマンスが失われる計算となります
もちろん、こんな単純計算で性格なパフォーマンスを測定できるわけではありませんが、今までの総勉強時間を100%発揮することに意識を向けたほうがいいことは言うまでもありません
試験やテスト本番前には、いつもと同じくらい寝るよりも、いつも以上に寝ることを心がけましょう